「私にとってSSDが必要となるのは、あくまで撮影現場です」
―― 最近、3泊4日で海外に撮影に行かれたとお伺いしました。こういった場合、撮影データの容量はどのくらいになるのでしょうか
そうですね…… スチル写真ですと、1日に64GBぶんくらいは撮っていると思います。最近のデジタルカメラは画素数が向上しており、元々のデータ量が大きくなっていますからね。カメラ2台体制で撮影を行ったりもしますから、それより増えることもあります。
なので、SSD容量が256GBだと1台では正直言って心もとないですね。ですが「Samsung Portable SSD T1」なら1TBモデルがありますので安心です。これ一台で撮影データをすべてバックアップできますから。そのぶん紛失が怖いですが、万が一の紛失時もパスワードロックをかけておけば安心ですし、ロケ中はメモリーカードのデータを削除しませんので、2重にデータを残しておけます。
―― メモリーカードはどのくらいの頻度で買い換えられるのでしょうか
私はコンパクトフラッシュもSDカードも2年以内にすべて買い換えますね。気に入った時はロットを指定してまとめて購入します。同じ型番のメモリーカードでも、製造のタイミングによって当たり外れがありますからね。一回でもデータの破損が確認されたメモリーカードは初期化してもダメですから、64GBの製品が外れると大変です(笑)。しかしSSDではまだ体験したことが無いので安心感が違いますね。
―― 高速・大容量のSSDが求められる用途とはどのようなものでしょうか
私が行っている業務の範囲内で言うと、これくらいのアクセス速度と容量があれば十分ですね。もちろん性能も容量も向上して困るものではないのですが、これ以上のスペックが欲しいかというとそんなに思わないですね。さらに高速・大容量なSSDのニーズがあるとすれば、4K動画ではないでしょうか。例えばSONYのミラーレスデジタル一眼カメラ「α7s」では非圧縮の4K動画が撮影できるのですが、外付けレコーダーを必須条件としていますよね。このような機材が増えてきたとき、高速・大容量で、本製品のように小型な取り回しのしやすいSSDがより求められるようになるのではないでしょうか。
―― そのほか、「Samsung Portable SSD T1」で気に入っている点がありますか?
小型で、セキュリティ機能があるのはメリットが大きいと思います。急ぎの仕事の場合は、セキュリティをかけてこのSSDをメール便なんかで送り、別途パスワードを連絡すれば、データを安全・迅速に受け渡しできるわけですから。まぁでもこれくらい高価なSSDを仕事のたびに送っていたら大変ですけどね(笑)。
―― 編集作業においてのSSDの重要性は高いでしょうか
事務所で作業する分にはすべてSSDで組んだ方が速いでしょう、それは間違いありません。ソフトやOSの立ち上げやデータの読み込みも高速になりますよね。ですが編集はわりとまったりとした時間にまったりとやっているわけで、そんなに迅速さが欲しいかというとそうでもないです。立ち上げている間にコーヒーを淹れたりね(笑)。SSD RAIDを実践したこともあるのですが、そもそも動作が速いので、結局RAIDはそれ以来組んでいません。やはり私にとってSSDが必要となるのは、あくまで撮影現場です。
魚住氏の撮影を陰から支えるSamsung SSD
撮影現場でSSDをフル活用している魚住氏にとって、すでにSSDはあって当たり前のツールとなっているようだ。今回の「Samsung Portable SSD T1」については、軽量小型かつ、アクセス速度に不満を感じていないことを特に強調されていたのが印象的だった。すでにそれだけ体感速度は十分な域に達しているのだろう。魚住氏の撮影を陰から支えるSamsung SSD。これからは容量や速度が求められるクリエイティブ現場においても、SSDが活躍する機会は増していきそうだ。
(マイナビニュース広告企画)
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