完成したリビングゲーミングPCをさっそくAVラックに設置してみよう。接続ケーブルはシンプルだ。電源ケーブルとLANケーブルを差し込み、AVアンプにHDMIケーブルで映像、光デジタルケーブルで音声を送る。そしてUSBハブにBlueToothアダプタとゲームコントローラを接続すればOK。テレビ、AVアンプ、そしてPCの電源を投入すると、すぐに見慣れたWindows画面が画面に映し出される。接続が完了したら、Steamクライアントをインストールし、設定を行おう。

AVラックに完成したゲーミングPCを設置。HTPC用ケースを使った甲斐あって、リビングにおいても違和感なく馴染む。今回はサウンド機能を活かすために光デジタルケーブルも接続したが、HDMIケーブルから音声を送ることも可能だ

無事テレビにPC画面を映し出すことができた。照明として白熱電球を利用しているため、テレビ画面が青白くなってしまっている点はご容赦願いたい

その場ですぐにBig Pictureモードに切り替えたいときは、画面右上のコントローラマークをクリックしてモードを切り替えよう。Big PictureモードでSteamを起動したい場合は、ウィンドウ左上のメニューから「Steam」をクリックし、「設定」を選択。「インターフェース」から「Big PictureモードでSteamを起動」にチェックを入れればOKだ。

設定メニューにあるインターフェースで2か所にチェックを入れれば、Windows起動時に自動的にBig PictureモードでSteamが立ち上がる

また「コンピュータの起動時にSteamを実行する」にチェックを入れておけば、Windows起動後すぐにSteamが起動する。Big PictureモードではWindowsの修了やスリープといった操作もSteam上から行えるため、起動から終了まで一貫してゲームコントローラだけで動かすこともできる。「ファミリービュー」を利用してアクセス制限をかければ、流血描写があるゲームなどを子供が勝手にプレイしないよう設定も可能。まさに家庭用ゲーム機のような使い勝手のリビング用ゲーミングPCとなる。

Big Pictureモードから直接Windowsを再起動したり終了したりすることが可能。もちろん一連の操作はゲームコントローラのみで行える

「ファミリービュー」を利用すればアクセス制限をかけることもできるため、子どものいる家庭でも安心して設置できる

ゲームコントローラに正式対応したゲームだけがカテゴリ分けされているため、遊べるゲームが分かりやすい

最新ゲームタイトルから親子で遊べるアクションゲームまで!

今回は、発売したばかりの「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」をさっそくテレビでプレイしてみた。家庭用ゲーム機では設定できない高画質を堪能できるのが、ゲーミングPCの最大の魅力だ。すべてゲームコントローラで操作できるため、PCを動作させているという感覚を忘れてしまう。またアーケードコントローラを接続すれば、「ウルトラストリートファイター4」のような格闘ゲームももちろん遊べてしまう。子供のいる家庭なら、「Never Alone」のようなタイトルもおススメ。アラスカ先住民族の民話を聞きながら主人公の少女(ヌナ)と白いキツネを交互に操作して進めるアクションゲームだが、ゲームコントローラを2つ接続すればいつでも協力プレイが可能なので、親子でコミュニケーションを取りながらプレイするのにぴったりだろう。

話題の最新ステルスアクションゲーム「メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ」もコントローラのみでしっかりプレイ可能。家庭用ゲーム機を超える美麗グラフィックでゲームを楽しめる点が、PCならではの魅力。Extra Highでもしっかりと60FPSをキープしていた

アーケードコントローラを接続して、大画面で「ウルトラストリートファイター4」のような格闘ゲームの対戦を楽しむことも可能

親子で楽しめる「Never Alone」のようなタイトルも増えてきている。協力プレイで子どもとコミュニケーションを取ってみるのもよさそうだ

最後に今回自作したPCのベンチマーク結果をご紹介しておこう。こちらはWindowsエクスペリエンス インデックス スコア。いずれの項目も8を超えている

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」1920×1080・最高品質でも非常に快適という結果が得られた

お正月は家族みんなでリビングゲームを楽しもう!

今回はリッチなサウンドを楽しめるゲーミングマザーボード「GA-Z97MX-Gaming 5」を利用して、AVラックに収まるゲーミングPCを作ってみたが、いかがだっただろうか。近年はマルチプラットフォームタイトルが非常に増えており、家庭用ゲーム機とPC用ゲームとの垣根が低くなってきている。

今回ご紹介した「Never Alone」のような、子供でも遊べるタイトルが増えてきているのも魅力だ。もちろんコスト面を見れば家庭用ゲーム機の方がまだまだ安価だが、PCならばパーツの増設や拡張により、従来のゲーム環境を残したまま処理能力を向上させたりすることも可能。またゲーム以外の用途でも活躍する点も見逃せない。この機会に、リビングにもゲーム用PCの設置を検討してみてはいかがだろうか。

(マイナビニュース広告企画)

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