Windows 7の上限値に迫るエクスペリエンス インデックススコア
それでは、G-GEAR「GA7J-H63/ZE」カスタマイズモデルの処理能力をベンチマークで確認していこう。まずはWindows 7の動作の指針となる、Windowsエクスペリエンス インデックス スコアだ。結果はプロセッサとメモリが"7.8"、グラフィックス2項目とプライマリハードディスクが"7.9"と、このうえなく優秀だ。Windows 7でのスコアの上限は7.9であるため、ほぼ上限いっぱいの性能となる。Windows 7を動かすうえでの障害は皆無といっても差し支えないだろう。またPCの総合的な性能を測る「PCMark8」においても、全体的に穴のない性能が確認できる。
CPU性能を測るために実行した「CINEBENCH R15」でも、その処理能力の高さが見える。シングルコアのスコアが高いだけでなく、ハイパースレッディング・テクノロジーによりマルチコアのスコアも高い。Windowsエクスペリエンス インデックス スコアでの結果同様、ストレージのアクセス速度も不満のないものだ。Crucialのメインストリーム向けモデルとなるMX100は、「CrystalDiskMark」の結果こそ最新のSSDには一歩譲るものの、体感上は遜色のないリード/ライト性能を実現している。それでいてコストパフォーマンスも高いため、予算に余裕があれば512GBを検討するのも良さそうだ。
「CrystalDiskMark 3.0.3 x64」ベンチマークの結果 |
GeForce GTX 970が実現するトップレベルの3Dグラフィックス処理能力
続いてG-GEARにおいて重要な、3Dグラフィックス能力のテストだ。まずは定番のFuturemark「3DMARK」のFire Strikeからテストしよう。「3DMARK」には2014年10月13日に新たなプリセット「Fire Strike Ultra」が追加され、4K解像度のテストも行えるようになったので、あわせて試していくことにする。結果は以下の通り、Extremeはおろか、Ultraですら動きを認識できるスコアを叩き出した。あの重い3DMARKがここまで動くようになったというのは、時代の進化を感じざるを得ない。
「Futuremark 3DMARK」 |
「Futuremark 3DMARK」 |
「Futuremark 3DMARK」 |
あわせて、国産ゲームの定番タイトルのベンチマークテストを試そう。実行したのは「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 Ver.2.0」「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.10」の3本だ。ファイナルファンタジーXIVのベンチマークでは、2560×1440・最高品質という高解像度でのテストを行ったにもかかわらず、いずれの設定においても"非常に快適"という結果が得られた。ファンタシースターオンライン2でのスコアも極めて高く、やはり評価は"快適に動作"。ドラゴンクエストXに至ってはスコアが頭打ちとなり、設定を変えてもまったくスコアが変わらないという結果になった。GeForce GTX 970にとって、この程度はすでに負荷らしい負荷とならないようだ。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編 | ||
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設定 | スコア | 評価 |
1280×720【高品質(デスクトップPC)】 | 23559 | 非常に快適 |
1920×1080【高品質(デスクトップPC)】 | 15229 | 非常に快適 |
2560×1440【高品質(デスクトップPC)】 | 9784 | 非常に快適 |
1280×720【最高品質】 | 22344 | 非常に快適 |
1920×1080【最高品質】 | 14706 | 非常に快適 |
2560×1440【最高品質】 | 9575 | 非常に快適 |
ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 Ver.2.0 | ||
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設定 | スコア | 評価 |
1280×720【簡易設定3】 | 235274 | 快適に動作 |
1920×1080【簡易設定3】 | 153111 | 快適に動作 |
1280×720【簡易設定5】 | 133681 | 快適に動作 |
1920×1080【簡易設定5】 | 89932 | 快適に動作 |
「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.10」1920×1080・最高品質 |
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.10 | ||
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設定 | スコア | 評価 |
1280×720【標準品質】 | 19927 | すごく快適 |
1920×1080【標準品質】 | 19212 | すごく快適 |
1280×720【最高品質】 | 19595 | すごく快適 |
1920×1080【最高品質】 | 19639 | すごく快適 |
圧倒的なワットパフォーマンスを実現したGeForce GTX 970
最後に、試用機の消費電力を確認しておこう。Windows 7のアイドル時の消費電力は43W。省電力機構が発達した2014年現在のPCでは、負荷がかかっていない状態の消費電力はスペックが高くとも非常に低い。古いPCを使用している方には、この点だけでも買い替えを勧めたいところだ。加えてGeForce GTX 970を搭載した本機では、高負荷時の消費電力も低い。まさにハイエンドという名にふさわしい性能を発揮するGeForce GTX 970だが、その性能から予想されるよりも消費電力はずっと少なく、3DMARK実行時でも264Wに収まる。この消費電力はまさにミドルレンジ並み。ハイエンドGPUを搭載したPCは非常に発熱量が多いものだが、この冬のハイエンドゲーミングPCは残念(?)なことに暖房器具にはならなそうだ。
消費電力の調査結果 | |
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最低【Windows 7 アイドル時】 | 43W |
最高【3DMARK実行時】 | 264W |
新型ケースでゲーミング環境はさらに快適に!
ここまで確認した通り、「69JD」は従来のケースの良い点をそのままに、2014年現在の市場のニーズに合わせてブラッシュアップした新型ケースだ。この変更により、使い勝手の良さに定評のあったG-GEARが、より長く使える仕様となった。G-GEAR「GA7J-H63/ZE」カスタマイズモデルでは、そこにCore i7-4790KやGeForce GTX 970といった最新のハイエンドパーツが搭載されている。昨今の液晶画面の高解像度化や、この冬の最新ゲームにより、ゲームにおけるグラフィックス処理能力がさらに求められるようになった。年末年始の話題作を快適に遊ぶためにも、ツクモのG-GEARで環境の一新を検討してみてはいかがだろうか。
(マイナビニュース広告企画)
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