ブラザーの子機付き複合機なら必要な機能を完全網羅!
家庭での「スッキリ設置」を実現できる子機機付きインクジェット複合機といえば、代表的なものとしてブラザーの製品群が挙げられる。同社は以前から通話機能もきちんと盛り込んだ、本当の意味で「1台で完結できる」機種を作り続けてきただけに、機能の豊富さに加え完成度も高い。
まず、基本機能としてフラットベッドスキャナーとインクジェットプリンター機能を装備しているほか、複数の用紙をセットして順番に読み込んでくれるADF(オート・ドキュメント・フィーダー)を搭載している。フラットベッドスキャナーは冊子やチラシなどの印刷物をスキャンするのに必須だし、新聞のように大きなものの一部を読み取るのにも便利だ。一方でADFは複数の印刷物をまとめてスキャンできて便利であり、FAXを使うのであれば「絶対!」と言っていいほど欲しい機能でもある。
プリンター機能は写真プリントや年賀状プリントだけでなく、CDなどのレーベルプリントに対応したものもある。また、無線LAN環境があれば、家の中の離れた場所からワイヤレスでプリントを行うことができる。手持ちのスマートフォンからのプリントや、デジタルカメラで撮影したものをメディアから直接プリントすることも可能で、PCを使わずに手軽にプリントしたいというニーズにも応えてくれる。
複合機設置の自由度を大きく向上させる無線FAX搭載モデル
いくらスッキリと1台にまとまってくれても、リビングに大きな機器があると見栄えが悪いと考える人もいるだろう。電話機は生活の中で頻繁に使うものなので「便利な場所」に置かれることが多い。結果として目立ちやすく、そこに大きな機器があれば、見た目の圧迫感が生じることもあるだろう。
また、電話線のモジュラージャックがある場所に設置するのでは都合が悪いという家庭も少なくないはずだ。例えば玄関やキッチンの近くに電話線の口がある場合、電話機はともかく複合機の設置場所として適切ではないし、そもそも設置場所がないということもある。
そんな時に選択したいのが、ブラザーの複合機の中でも「無線FAX搭載モデル」と呼ばれるタイプのものだ。これは「通信ボックス付きモデル」と言えばわかりやすいかもしれない。電話線につながる部分の機能を小さなボックスとして独立させたもので、このボックスと複合機が無線でつながる。つまり、モジュラージャックがある所には、この小さなボックスだけを設置すればいいのだ。
この場合、通信ボックスが「親機」で、複合機本体と電話受話器部分が「子機」ということになる。だから、複合機も子機も好きなところへ設置となるわけだ。複合機はPCを頻繁に使ってプリントするお父さんの部屋に設置し、子機は通話が多いお母さんのためにリビングへ…というように、生活スタイルに合わせた使い方ができるようになる。