電話まわりをスッキリさせるには?
手書きの文書をサッと送れるFAXは、インターネットが普及した現在でも、ビジネスのみならず家庭でも活躍している。しかし、ある程度PCを使いこなしており、プリンターやスキャナーといった周辺機器を家庭内の共有スペースに設置している場合、FAX付き電話機を使い続けるのが不便、もしくは邪魔だと感じている家庭も多いのではないだろうか。
せっかくインテリアに凝っても、さまざまな機器があるせいで見栄えが悪くなり、掃除もしづらいといった悩みを抱えているユーザーも少なくないだろう。
問題は機器の数が多いということだけではない。複数の機器が置いてあるということは、少なくとも機器の台数分の電源が必要になるということだ。例えば、プリンターとスキャナーとFAXつき電話機があれば、コンセントは3つ必要になる。そのほか、電話線やPCとの接続に必要なUSBケーブルなどもあるわけで、どうしてもゴチャゴチャしてしまう。
これをスッキリさせるために筆者が提案したいのが、各種機能が1台に集約された複合機の導入だ。しかし、実は「複合機ならばどれでもよい」というわけではない。
本当にスッキリさせるには「子機付き」が正解
プリンターとスキャナーの機能を組み合わせた家庭向けのインクジェット複合機はメーカー各社から発売されており、このような製品を利用している家庭も多いだろう。しかし、インクジェット複合機とFAX付き電話機が並んでいては、結局のところ、お世辞にも「スッキリしている」とはいえない。
ではFAX機能も搭載された複合機を使えばいいのでは…というところまでは誰でも思いつくだろう。しかし電話の存在を忘れてはいけない。家庭向けのインクジェット複合機では、FAX機能は備わっていても、電話機能がない…という機種も多いのだ。スッキリと1台にまとめたいのであれば、子機付きインクジェット複合機を選択するのが正解といえるだろう。