「こども安心ネットタイマー」を使えば
手軽にインターネット利用時のルールを作成/運用できる

「AtermWF300HP2」では本体からボタンを押して機能を呼び出すことはほとんどなく、ブラウザから「クイック設定Web」を利用して各種設定を行なう。基本的にはブラウザのURL入力欄にIPアドレスを入力するのだが、アドレスの代わりに「aterm.me」と入力してもOKだ。ルーターに接続している状態なら、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからでも操作できる。

ブラウザで操作する「クイック設定Web」(写真はPC版の「詳細モード」)

「クイック設定Web」ではネットワーク名やパスワードの再設定、ファームウェアの更新といった基本的な機能を利用可能だ。必要に応じて設定しよう。

ネットワーク名やパスワードの変更を行なう「Wi-Fi詳細設定」。(写真左)Wi-Fiのスケジュール設定を行なうことで、「AtermWF300HP2」の無線機能を一定のタイミングで無効化できる。(写真右)

それではいよいよ、「こども安心ネットタイマー」の紹介に移ろう。パソコンから操作する場合、クイック設定Webの画面左下にあるボタンをクリックすると設定ページが表示される。画面に「接続中の端末」として、パソコンやスマートフォン、タブレットなどが表示されるはずだ。複数の端末が接続されている場合でも、それぞれの種類として「iPhone」や「Android」などと表示されるため、個々の端末を区別しやすい。同じ機種が複数ある場合のみ、OSのバージョンやMACアドレス(ネットワーク対応端末の識別番号。設定から確認できる)を参考にするといいだろう。

クイック設定Webの左下に表示されている「こども安心ネットタイマー」ボタンをクリックする。(写真左)ブラウザに設定画面が表示される。「AtermWF300HP2」に接続中の端末が表示されるので、設定したい項目を選び「設定する」をクリック。(写真右)

端末情報の設定画面では、端末区分として「おとなの端末」か「こどもの端末」のどちらかを選択する。親の端末設定を行なう場合は、常に接続が許可される「おとなの端末」を選ぶこと。逆にスケジュール制限を設定する端末は「こどもの端末」を設定。なおこのとき、端末名にわかりやすい名前を付けておくと、あとで設定を変更する際に便利だ。

利用時間を制限する端末には「こどもの端末」を設定する。(写真左)親の端末は、常に接続が許可される「おとなの端末」を選ぶ。(写真右)

スケジュール設定は非常に簡単だ。タブから時間帯を選び、該当する曜日や時間のマスをクリックして許可または制限を切り替えるだけ。30分単位で細かく設定できるが、面倒なら「事前テンプレート」からあらかじめ用意されたパターンを使い、必要な部分だけ変更するという方法もアリだ。ほかの端末に設定したスケジュールをコピーして使うこともできる。

「制限」と表示された赤いマスは接続できない時間帯。クリックして「許可」に切り替えることで、接続できる曜日と時間帯を指定できる。(写真左)あらかじめ用意されている許可パターンを利用すれば、大量のマスをクリックする必要がない(写真右)

「こども安心ネットタイマー」によって端末の接続が制限されると、その端末は「AtermWF300HP2」に接続できなくなる。これにより、自宅でのインターネット利用をコントロールできるというわけだ。ただしLTE/3G対応端末のデータ通信を抑止することまではできないため、この点も含めた家族内のルール作りがポイントとなるだろう。

接続が制限されている端末は「制限中」と表示される

制限中に「AtermWF300HP2」のネットワークに接続しようとすると(写真左)、接続処理を試みるものの(写真中)、処理が中断されインターネットを利用できない(写真右)

急な用事や調べ物などでインターネットを使いたい場合、一時的にインターネットの接続を許可することも可能だ。なおスケジュール設定は「こどもの端末」に設定した端末からは設定できないため、必ず「おとなの端末」に設定した機器から操作しよう。

端末情報設定画面を開き、「一時許可/一時制限を設定する」を選択(写真左)スケジュール設定と同じように、一時的に許可/制限する時間帯を決められる(写真右)

ちなみに「こども安心ネットタイマー」を操作できるのはパソコンだけではない。iOS/Android向け専用アプリ「Atermスマートリモコン」(無料)を使えば、スマートフォンやタブレットからも操作できるのだ。端末の画面サイズによって画面レイアウトが異なるが、設定内容はまったく同じ。パソコンを起動したりクイック設定Webを開く必要がないぶん手軽だ。

iOS/Android向け専用アプリ「Atermスマートリモコン」(無料)を起動するとメッセージが表示されるので「OK」を選択(写真左)、サイズの小さなスマートフォンでは画面のレイアウトが変わるが、できることはパソコンと同じ(写真右)

以上が「こども安心ネットタイマー」の使い方だ。画面を見れば、特に難しい操作は必要ないことがわかるだろう。専門知識のない初心者でも、「AtermWF300HP2」があれば簡単に無線利用時のルールを作れるに違いない。ただしルールは親が一方的に決めるのではなく、子どもの習慣付けや意識づくりをサポートするためにも、家族で話し合った上で利用する曜日や時間帯を決めていただくことをオススメする。

多くの親が望む「ネット利用の時間制限」を簡単&確実に実現できる!

ここで前述の子どもを持つ親へのアンケートに話を戻そう。インターネット利用のルールを決めていないがこれから決めたいと思っている人に対して、どんなルールを作りたいかという質問をしたところ、半数以上の人が「時間制限」を設けようと考えている結果となった。

これから決めようとしているルールを分類した結果のグラフ。時間制限を考えている人が多いことがわかる

この結果からわかるように、「AtermWF300HP2」の「こども安心ネットタイマー」は、多くの親のニーズにマッチしている機能だと言える。設定も簡単で、子どもが利用する時間帯をクリックして決めるだけ。急な用事ができたときは、一時的にスケジュールを変更して接続を許可することも可能だ。パソコンに詳しくない人でも確実にルール通りに運用することができるだろう。家族で決めたインターネット利用時のルールを運用する一助として、ぜひ活用していただきたい。

(マイナビニュース広告企画)

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