ATTO Disk Benchmark 2.47の結果
最後に「ATTO Disk Benchmark 2.47」を利用して、転送速度を計測してみた。ATTO Disk Benchmark 2.47は、比較的高い値が出やすいテストであるが、850 PROは転送サイズ8MBのリードが564.467MB/s、ライトが533.315MB/sと、公称値を上回るほどの値が出た。840 PROは、同条件のリードが557.948MB/s、ライトが534.495MB/sであり、こちらも非常に優秀だが、リードはやはり850 PROが上回っている。
性能と信頼性にとことんこだわるヘビーユーザーに最適
850 PROは、長らくSSD最速の地位を占めてきた840 PROの後継として登場した製品であるが、ベンチマーク結果から分かるように、その性能は期待通りであった。840 PROも、SATA 3.0(6Gbps)の帯域限界に迫るパフォーマンスを実現していたが、850 PROはそれ以上だ。シーケンシャルリードやランダムライトなどの性能が向上しており、SATA 3.0(6Gbps)対応の2.5インチSSDとしては、現時点で最速といっていい性能を叩き出している。
加えて、3D V-NANDの初採用という、技術的にも見るべきところが多いエポックメーキングな製品だ。耐久性や信頼性も、従来製品に比べて向上していることも高く評価できる。性能と信頼性にとことんこだわるヘビーユーザーに最適なSSDといえるだろう。
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