トータルパフォーマンスは大幅に向上
価格帯やSSDが最初から選択されている点、将来性を見込んでも十分活躍し続けられるミドルクラス以上のグラフィックスなど、総合的に考えると「LUV MACHINES LM-iG300X3-SH」が有力候補となる。デフォルトの状態でWindows 8.1 64bit版が選択でき、なおかつCPUは上位モデルのインテル Corei7-4770を搭載。期間限定のサービスを適用することでメインメモリも8GBまで無償で拡張できる。これに加えて128GB SSD、NVIDIA Geforce GTX750がチョイスされるのだから言うことはない。価格も9万9,800円と予算内に見事落ち着くのも良い部分だ。
このマシンの実力をベンチマークでご紹介していこう。比較用に3年前(といっても、ほぼ4年に近い)のモデルから、今回はAMDマシンのベンチマークもご覧いただこうと思う。購入時は「LUV MACHINES LM-iG300X3-SH」とほぼ同じ価格帯であったこともあり、どれぐらいパフォーマンスが違うのかを見定めるには丁度よい指標だ。ちなみに、比較用のマシンもプライマリはSSDを搭載しているが、これは後付けによるものなのでご了承願いたい。では、ベンチマーク結果をご覧いただこう。
比較機スペック
CPU | AMD PhenomII X4 820 |
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メモリ | 12GB |
グラフィックス | AMD Radeon HD 7750 |
OS | Windows 7 Pro 64bit |
エクスペリエンスインデックス vs WinSAT
3DMark Vantage
CrystalMark
CrystalDiscMark
※比較機のデータはセカンダリドライブのもの
FF XIVベンチ
数値を見ればもはや語るまでもないが、トータルパフォーマンスでほぼ倍の開きがあることに注目していただきたい。比較機はテキストエディターとブラウジングがメインのマシンとして延命できているが、動画編集やゲームといった高負荷のソフトウェアを扱うのであれば、スコアで倍近い開きは絶対的な差といえるだろう。
買い替えるなら高品位なPCを選びたい
ここまで旧世代のOSを引っ張ってきた諸兄は実際には買い物上手であり、物を大切に使い続けるという意識を持っていると思う。そんなユーザーの気持ちに応えた買い替えとなると、やはりトータルで見た使い勝手の良さや快適性は外せない。コストパフォーマンスの高さ、そして、3年、5年先までの長期使用を見据えても、今回の「LUV MACHINES LM-iG300X3-SH」は優れたバランスを持っているといえるだろう。この夏のボーナスをつぎ込むのにふさわしいマシンを手に入れ、納得のいく世代交代を果たすことを願っている。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | LM-iG300X3-SH |
ディスプレイ | オプション(試用機例:iiyama ProLite XU2390HS 1万7,900円~) |
CPU | インテル Core i7-4770 |
メモリ | 8GB PC3-12800(4GB×2) ※期間限定無償アップグレード |
SSD | 128GB SerialATAIII |
HDD | 500GB SerialATAIII |
チップセット | モバイル インテル H81 Express |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX750 |
OS | Windows 8.1 64ビット |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×4(背面×2、前面×2) |
サイズ | W180×D382×H373 |
重量 | 約8.88kg |
価格 | 9万9,800円(税別)~ ※本体のみ |
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