直感的に使える各種機能で効率的な講義と理解度向上を実現
ソフトウェアの使い方を一通りマスターしたところで、ネットワーク勉強会がスタートした。Gene氏は資料をMW824STでホワイトボードに投影しつつ、PointWrite PW01のペンを使いながらスライドを遷移。要点部分にペンでアンダーラインを引いたり、必要に応じて図解を行ったりと、初めて触れる機材とは思えないほどスムーズな使いこなしを見せていた。 Gene氏はその使い勝手について「直感的に操作できるインターフェースで使いやすかったです。ペンによる描画も簡単で、たとえば質問があった時に図解しようとしてもマウスだと難しいのですが、これなら図を描きながらサクサク説明できます」と語る。
初めてこうした製品を使うということもあってか、時折、文字を書こうとして意図せずページ遷移してしまったり、PointWrite PW01のカメラ近くへ寄った時に誤検知でページ遷移するようなシーンもあったが、このあたりは「ペンで描く時の力加減や説明時の立ち位置などを少しの工夫と慣れで、誤検知の問題はかなり緩和されそうです」と続けた。
プロジェクターが近いため、自分の影がホワイトボードに映り込んでしまうこともあるが、こちらも同じく使用者の慣れと立ち位置の工夫で解決できる。また、部屋間の機材移動を考えないのであれば、プロジェクターを天井に設置するのがベストといえるだろう。
重要なポイントをアンダーラインなどで強調するGene氏 |
スライドに含まれていない部分もスラスラと図解しながら解説。右上に表示されたコンソールをペンでタッチすることにより、モード切替や各種機能の利用ができる |
書画カメラS30についても、製品に触れたGene氏は「紙の資料はもちろん、製品を見せるのにも役立ちますね。勉強会ではネットワークケーブルなどを前の席から順番に回して見てもらうことがあるのですが、その方法だと全員が確認するまで時間がかかるために説明とのタイムラグが生じたり、話に集中できず重要な内容を聞き洩らしたり、といったことが懸念されます。その点、S30を使えば全員が一度に見られ、なおかつ小さなコネクタなども拡大表示ができるので非常に便利そうです」と、ネットワーク勉強会での活用方法について語った。
こうした製品の活用は、単なるペーパーレス化の促進だけでなく、効率的かつ分かりやすい講義の実施、受講者の理解度向上にも大きな効果をもたらしてくれる。「普段は必要な資料をプリントアウトして皆さんに配る講義スタイルなのですが、各会場に今回使った製品があればかなり助かりますね。ペンで描き込んだスライドをそのままスクリーンショットとして保存したり、講義自体を録画できるのも便利です」と、Gene氏もその効果を実感しており、同時に受講者からも非常に好評だった。
当稿では、ネットワーク技術の明解な解説に定評のあるGene氏に協力いただき、講義時における教育向けソリューションの有用性について紹介した。今回の講義ではフォーカスがあたらなかったが、例えばS30には、科学や生物といった教育現場で有用な光学顕微鏡用のマイクロアダプターが標準装備されている。各製品が搭載する教育現場向けの機能によって、様々なシーンでの適用が可能だといえよう。
これから教育設備を整えたい、現在の設備を変えたいという教育機関や企業は、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
(マイナビニュース広告企画)
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