Windows XPのデータはこうやって集める【IE お気に入り編】
◆Windows XPでやること
いつの間にか、たまってしまうブラウザのお気に入りも、ないと不便を感じるデータの一つ。ここではInternet Explorer(以降、IE)におけるお気に入りのデータ移行について説明しよう。まずはWindows XPのIE8からお気に入りをエクスポートする。ブラウザを起動し、「ファイル」→「インポートおよびエクスポート」と進み、次の画面で「ファイルにエクスポートする」を選択、「次へ」をクリックする。何をエクスポートするか聞かれるので「お気に入り」を選択する。フィードやクッキーもいっしょにエクスポートしたい場合は、これらもクリックしておく。次の画面でお気に入りの元フォルダーを指定する。後は「エクスポート」ボタンを押して「完了」すると、お気に入りが「bookmark.htm」としてファイル化される。
◆Windows 8.1でやること
お気に入りデータを新しいPCへ移動させたら、ブラウザを起動する。星形のお気に入りアイコンをクリックし、「お気に入りに追加」を選ぶと「インポートとエクスポート」が出てくるので、それを選択する。すると、先ほどと同じようなウィザードが表示されるので、案内に従って進み、インポートしたいファイルの場所を指定すれば作業は完了だ。
メールやブラウザ以外のデータ移行は、ほとんどドキュメントやファイルなどの移動になる。そちらは大容量の外付けハードデスクなどを利用して、コツコツと移動させるしかない。これを機会にきれいにフォルダ分けして整理整頓しながらやれば、新しいPCではさらに使いやすいデータになるはずだ。またこのほか、アプリケーションごとのデータ移行については、各種マニュアルなどを参照してもらうしかないので、十分注意しながら進めてほしい。
データ引っ越しツールを使ってみる!
ここまで説明して来たように必要なものを一つずつ移行する方法もあれば、データ移行専用ソフトウェアを使って、環境ごと移行する方法もある。ここで人気のソフト「ファイナルパソコンデータ引越し9 plus」を使った例を紹介しておこう。なお、この手順は同ソフトウェアに限ったことなので、ほかのソフトウェアを使う場合は、必ず製品マニュアルを参照するようにしていただきたい。
(1) Windows 8.1でやること
「新しいパソコンへの引越し」を選ぶと、これから行う手順が確認できる。内容をよく読んで、順番通りに進めよう。ここでの手順通りにUSBメモリを新しいパソコンに接続し、コピー場所として指定すると、古いパソコンで実行させるファイルが書き込まれる。そのUSBメモリをWindows XPマシンに接続しよう |
(2) Windows XPでやること
ソフトウェアをインストールし、「ファイナルパソコンデータ引越し9 plus」を起動する。途中でライセンスキーなどを入力しつつ、ウィザードに従って進む。「引越し手順の選択」画面が表示されたら、好みのほうを選ぼう。詳細を決めるのが難しいと感じたら、「おまかせで引越しする」を選んでおけばOKだ |
引っ越し用のデータの移行にはいくつかの方法があるが、ここでは「外部媒体を利用する」を選んだ。ちなみにここでいう外部媒体とはUSBメモリや外付けハードディスクを指している。移行させるデータの総容量によって、最適なものを選ぼう |
(3) Windows 8.1でやること
新しいパソコンに外部媒体を接続して、ソフトのウィザードを進める。古いパソコンのときと同じように「外部媒体を利用する」を選択して、さらにウィザードを進めよう。すると「引越しファイルの荷降ろし」画面が表示されるので、「引越しファイル保存場所」に先ほど接続した外部媒体にある拡張子が「pcj」のファイルを指定する |
新しいパソコンが再起動されると、古いパソコンのさまざまな情報が読み込まれる。案内に従って進めれば、古い環境が移行できるというわけだ。ちなみに、移行するデータの種類はソフトウェアによって違いがある。自分が移行させたいデータの種類によって、最適なソフトウェアを選ぼう |
簡単引っ越しツールが無料で添付!
マウスコンピューターの製品を購入すると、前述した「ファイナルパソコンデータ引越し9 plus」が、無料で付いてくるというから驚きだ。Windows XPマシンからWindows 8.1マシンへの移行を考えている人にとって大きな魅力といえるだろう。さらに、アプリケーションの移行にも対応可能な「ファイナルパソコン引越し11plus」に+5,250円でアップグレードすることもできる。
自分好みの最新パソコンを作るにはBTOが最適!
最新OSであるWindows 8.1が要求するスペックは意外なほど低い。マイクロソフトいわく「PAE、NX、SSE2をサポートする1GHz以上のプロセッサ」、メモリは「1GB(32bit)または2GB(64bit)」、ハードディスクについても「16GB(32bit)または20GB(64bit)」、グラフィックスについては「Microsoft DirectX 9グラフィックス デバイス(WDDMドライバー付き)」に対応していればOKとなっている。
とはいえ、快適な動作となるとそれなりのパワーは必要になるが、それでもインテル Core i3シリーズ以上、メモリは4GB以上、ハードディスクは500GB~1TB、グラフィックスはオンコアのインテル HDシリーズという構成であれば、十分このOSを楽しむことは可能だ。
実際に買う場合、エントリーモデルを中心に考えれば、5万円前後でOSプリインストールモデルが購入できる。しかし、すべての人が「動けばいい」と思っているわけではないことも事実。動画編集がやりたければ、メモリとCPUを強化したほうがいいし、アプリケーションの起動回数が多ければSSDの購入も視野に入れたいところだろう。ゲームユーザーなら、それなりのグラフィックスカードを追加したくもなるはずだ。
そこでオススメしたいのがBTOパソコンだ。ベースモデルを決めて、あとから自分にとって必要なパーツを強化できるので、スペックが決め打ちされているメーカー製のパソコンよりも、より自分好みのマシンが手に入れられる。
ここで紹介するのは、マウスコンピューターの「LM-iH300S」だが、標準の仕様でCPUがインテル Core i5-4440、メモリは8GB、ハードディスクが500GB、グラフィックスはオンコアGPUのインテル HD グラフィックス 4600という、非常にバランスが取れたスペックがウリのマシンだ。もちろん、OSにはWindows 8.1 64bit版がプリインストールされ、価格は59,850円とコストパフォーマンスの高さも十分。これならベースのマシンとしては最適だろう。
XPは実にいいOSだったので、Windows8.1を使い始めると多少戸惑うかもしれないが、慣れてくれば優れたシステムであると気づくことも多い。この機会を利用して、BTOパソコンで自分に合った環境を作ることをオススメしたい。今回のサポート切れ問題は、多くのユーザーにとって新しい一歩を踏み出す、ちょうどいいきっかけとなるはず。上手な製品選びをして、これからもますます楽しいデジタルライフを送ってほしい。
(マイナビニュース広告企画)
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