続いて基幹パーツに注目してみよう。ベースとなるチップセットはインテル H81 Expressで、CPUはCore i3-4130(3.40GHz)という組み合わせ。H81はH87から機能を絞ったチップセットで、Core i3はCoreプロセッサー・ファミリーの中ではローエンドに位置する。性能よりも購入しやすい価格を目指したパーツチョイスだが、ウェブ閲覧や動画鑑賞、オフィスドキュメントの取り扱いといった作業でストレスを感じることはない。普段使いに十分な仕様だといえる。

試用機のマザーボードはギガバイトの「GA-H81M-D3V-JP」。フロントに1基の吸気ファンを備え、エアフローを得る仕組みになっている。3.5インチベイに1基の空きがあり、オープンベイ/シャドーベイとして使える

メモリはDDR3-1600の4GBモジュールを1枚搭載。DIMMスロットは2基用意されているので、あとからモジュールを追加してデュアルチャンネル構成にしやすい。搭載OSがWindows 7 64ビット版なのでメモリを4GB以上にすれば、より快適さが増すはずだ。

なおSL5010-i3-QGMはスペックが決められたモデルで即納に対応しているが、パーツのカスタマイズが可能なSL5010-i3-QGBも用意されている。カスタマイズモデルではCPUのCore i7-4770Kを選んだり、最新のSSDを搭載したりできる。グラフィックのメニューはCPU内蔵だけだが、動画のエンコードを速くしたい、各種プログラムの動作をキビキビさせたいという場合は、カスタマイズモデルでCPUやストレージをグレードアップするとよいだろう。

冒頭でも述べたとおり、Windows XPは2014年4月に終了する。つまり、それまでにXPマシンをWindows 7や8搭載機にリプレースすることは急務だ。SL5010-i3-QGMは標準構成で54,980円と購入しやすい価格設定なので、安価な予算でリプレースに対処したいというユーザーにも最適だ。

SL5010-i3-QGMのおもなスペック
CPU Core i3-4130(3.40GHz)
チップセット インテル H81 Express
メモリ 4GB(DDR3 1600)
ハードディスク 500GB(シリアルATA)
光ドライブ DVDスーパーマルチ
グラフィック インテル HDグラフィクス 4400
ディスプレイ オプション
サウンド HDオーディオ
LAN 1000BASE-T
OS Windows 7 Home Premium SP1 64ビット

(マイナビニュース広告企画)

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