打鍵感の強いsteelseries製のゲーミングキーボード
キーボードにはアイソレーション(飛び石)タイプのsteelseries製のゲーミングキーボードを採用。キーピッチは19ミリを実現しており、入力性は高い。キーストロークは深めで、タッチ時の返しは強め。カチカチという反応のよいキーボードと感じられた。
キーレイアウトはWindowsキーがスペースキー右側に配置するなど、一部特殊となっている。これはゲーミングキーボードとして、ゲーム時の操作性を重視したものだ。ただし、テンキーの下に矢印キー(右)がはみ出しており、そのため[0]キーが[2]キーの下に配置されている点は気になった。テンキーを活用するゲームでは注意したい。
キーボードの左上にはキーボードバックライトを点灯させるための専用キーを装備。利用する環境に応じて点灯させることができる。ボタンを押す回数に応じて、消灯、点灯、左側の一部キーのみ点灯を選ぶことができた。
タッチパッドはW10.5×D7.0cmサイズで、左右ボタンは搭載しない一体型。大きさ、反応ともに申し分はない。また、外付けマウスを接続すると自動的にタッチパッドはオフになった。ただし、Razer製ゲーミングマウス「DeathAdder 1800 DPI」をバンドルするキャンペーンも実施しているため、タッチパッドのみで操作する機会はそれほど多くなさそうだ。
明るいノングレア液晶と4スピーカーを採用
搭載する15.6型ワイド液晶ディスプレイは非常に明るく、視野角も十分に広い。ノングレアタイプなので、周囲の照明などを反射することがなく、非常に没入感が高い印象だ。なお、Windows 8のマルチタッチ操作には対応していない。解像度は1,920×1,080ドットのフルHDに対応。このため、ブラウザでWebサイトを見ながら、ウインドウモードでゲームをプレイするといったこともできそうだ。
また「GE60 2OE-095JP」では、キーボード上部と、本体手前側の両端の4カ所にスピーカーを配置。このため、ノートPCとしては非常に広がり感のあるサウンドが楽しめた。ゲームを楽しむ上で、美しい表示と豊かな音場は非常に重要。その意味で、コンセプトがハッキリとした製品といえる。
続いてインターフェイスをチェックしてみよう。本体左側にUSB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×1、HDMI出力ポートを配置。本体右側にUSB 2.0ポート×1、VGA端子、GigabitEthernet(Bigfoot Killer E2200 series)ポートを備えている。SDメモリスロットは本体手前側に装備していた。ワイヤレス機能としてはIEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を搭載している。
ゲーミングPCとしては計4つものUSBポートを搭載するのがうれしい。また、VGAとHDMIポートをそれぞれ搭載し、マルチ出力にも対応可能。3画面に映像を映し出すことができる。