「HD Tune Pro 5.50」で比較(その1)
次に、HD Tune Pro 5.50の結果を比較してみたい。1TBモデルのシーケンシャルリード速度は、最高508.5MB/s、最低468.4MB/sで、中央部で多少落ち込んでいるものの、ほぼ安定しており、平均は498.5MB/sとなった。120GBモデルのシーケンシャルリード速度は、最高505.9MB/s、最低473.6MB/sで、平均は484.6MB/sとなった。
また、1TBモデルのシーケンシャルライト速度は、最高485.1MB/s、最低392.8MB/sで、最初の100GB超は高速だが、そのあと速度が落ちている。最初の100GB超はTurboWirteが有効になっていると思われる。本来、1TBモデルでTurboWriteに割り当てられている領域は12GBだが、アイドル時にTurboWrite領域から通常領域へのコピーを行う。一ファイルで12GBを超えるといった状況でなければ、それより大きなファイルを転送しても効果はあるのだろう。1TBモデルでは、TurboWriteが有効にならない状況でもシーケンシャルライトで400MB/s近くの性能が出ているのに対し、120GBモデルでは142MB/s程度まで落ちており、かなりの差がある。