これほど超一級品のパーツで構成されているとなると、やはりパフォーマンスが気になるところ。まずは定番のWindows エクスペリエンス インデックスのスコアだが、プロセッサの「7.8」以外、すべて最高スコアの「7.9」となった。試用機はWindows 7を搭載していたが、同OSは2009年10月に投入されたもの。当時のハードウェアの性能を測る基準では、ほぼ満点となるのは当然のことだろう。
次いでストレージのリード/ライト性能をCrystalDiskMark3.0.1で計測してみた。さすがSSD RAIDだけあってシーケンシャルリード/ライト、ランダムアクセスとも“爆速”ともいえる数値をたたき出した。
高解像度でも快適なゲームプレイが期待できるスコアを連発!
続いて描画性能に関わるベンチマークスコアをみてみよう。まずは定番の「3DMark」だが、「Ice Storm」で「151983」、「Cloud Gate」で「24536」、「Fire Strike」で「9057」となった。単発のハイエンドGPUで6000台ほどのスコアでとどまるFire Strikeで、9000を超えたのはさすがといえる。さらにもっとも負荷のかかる「Fire Strike Extreme」でも、単発ハイエンドGPUの1.5倍ほどのスコア「4662」となった。Fire Strike Extremeは、2,560×1,440ドットの高解像度で行われる“激重”のテストであることを考えると、マルチディスプレイでのゲームプレイにも余裕で対応できるパフォーマンスだといえる。
左が3D Mark BasicでのIce Storm、Cloud Gate、Fire Strikeのスコア。順にDirectX 9、DirectX 10、DirectX 11を想定したテストとなっている。右はDirectX 11での高解像度・高負荷環境を想定したFire Strike Extremeのスコア |
なお、そのほかベンチマークでは、ファイナルファンタジー「AREALM REBORN」の1,280×720(最高品質)で「11709」、1,920×1,080(最高品質)で「8467」となり、ともに「非常に快適」と評価。「BIOHAZARD 6」のベンチマークではスコア「14499」でランク「S」、「Tomb Raider」ではMIN「48.5fps」、MAX「50.9fps」、AVERAGE「50,0fps」という優秀な結果となった。
さて、前述したとおり、PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-Wはマルチディスプレイでも快適にゲームを動作させられるゲーミングPCだといえる。もし予算に余裕があるならば、フルHD液晶を3台用意して接続してみよう。横5,760×縦1,080ドットの横幅のスクリーンに映し出されるゲーム画面の迫力は圧巻! 特に戦場を駆けめぐるFPS(First Person shooter)ゲームやコクピット視点のレースゲームで、その臨場感が格段に増すことは間違いない。
フルHDのディスプレイを3台並べてFPSゲームをプレイすれば、まさに戦場の臨場感が味わえる。なお、トリプルディスプレイを構築する際は、グラフィックボードやディスプレイの組み合わせによって、DVI/HDMI変換コネクタやHDMI/DisplayPort変換コネクタが必要になる場合が多い。事前に接続方法をシミュレートしてケーブルを用意しよう |
PASSANT Ex i7KGZ8NT SLI-W(試用機)の主要スペック | |
CPU | Core i7-4770K(3.50GHz、最大3.90GHz) |
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マザーボード | GIGABYTE G1.Sniper 5 |
チップセット | Intel Z87 Express |
メモリ | 32GB(8GB×4、DDR3 1866) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX TITAN×2 |
ストレージ | SSD256GB×2(RAID0)) |
光ドライブ | 記録型BDドライブ |
電源ユニット | 1000W(80PLUS PLATINUM認証) |
OS | Windows 7 Professional 64ビット |
販売価格(7月中旬時点) | 503,950円(カスタマイズ構成例) |
(マイナビニュース広告企画)
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