充実のグラフィックス性能+超高速なSSD

それでは、ベンチマークテストで実際のパフォーマンスを確かめてみよう。まずはWindows標準搭載の性能測定機能であるエクスペリエンスインデックスだが、CPU性能、メモリアクセス性能はいずれも7点台、グラフィックスに関してもゲーム用グラフィックスが6.8と、この価格帯のノートPCとしては良好なスコアになっている。

さらに、ストレージアクセス性能を示すプライマリハードディスクの値は8.1と、これまでに見られなかったハイスコアを記録している。WindowsエクスペリエンスインデックスのスコアはWindows Vistaでは5.9、Windows 7では7.9で頭打ちとなっていたが、今回のWindows 8では最高スコアが9.9まで引き上げられており、このストレージ性能はWindows 7で測定した場合、スケールを振り切っていたに違いない。実際に、今回の試用の中でも大容量の圧縮ファイルの展開やソフトのインストールなどを素早く行うことができ、インテル製SSDの性能が伊達ではないことを十分体感可能だった。

定番のゲームベンチマークでも、ミドルクラスのノートPCとしては前世代の製品に比べワンランク上の性能を叩き出しており、720p(1280×720)なら十分快適に、フルHD(1920×1080)でも設定を選べば実用的な描画速度を得られる水準だと考えられる。前述の通りストレージが高速なので、大きなデータを読み込む場面転換などもスムーズで、またCPUのCore i7はかなり高い性能を誇っているので、タイトルによってはベンチマークスコア以上の快適さを得られることもあるだろう。

BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10)
1280×720 91.5fps
1920×1080 57.8fps
ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク
Low 2447
High 1396
3DMark Vantage 1.1.0 Performanceプリセット
3Dmarks P9949
GPU SCORE 8728
CPU SCORE 17154
3DMark Vantage 1.1.0 GPU SCORE
1280×720 12214
1920×1080 6041
CINEBENCH R10 64bit
Single CPU 4334(3分24秒)
Multiple CPU 16528(0分53秒)

ステレオスピーカー搭載、入出力端子も豊富

また、本機の電源を入れてまず驚いたのが、Windows 8を起動したあとに鳴ったポップアップ表示事項を知らせるサウンドだ。本体底面にはステレオスピーカーを内蔵しているが、ノートPCにありがちなこもった音やボディに不快な振動を与えるような音ではなく、PCの回りの空間から聞こえてくるような印象の奥行き感あふれる再生音だった。THX TruStudio PROにも対応しており、ゲームや映画のサウンドも高いクオリティで再生することができる。

さらに、USB 3.0×3(うちeSATA兼用×1)、USB 2.0×1の計4ポートのUSBに加え、HDMIとアナログRGBの2系統のディスプレイ出力、S/PDIFサウンド出力、SD/メモリースティック対応のカードリーダー、200万画素Webカメラを搭載しており、アダプタ類を用いなくても、本体だけでかなりの拡張性を確保している。パワーユーザーのメインマシンとしても十分な拡張性を有しているといえるだろう。

左側面にはUSBのほかeSATA兼用端子、HDMI出力、カードリーダーなどを備える 右側面には光学ドライブやサウンド入出力端子など
ゲームはもちろんExcelの作業などにも便利なテンキーを搭載 爪の引っかかりにくいキーデザインで、打鍵感も申し分ない
200万画素Webカメラを内蔵

Windows 8プリインストールPCなら、OSイメージのダウンロードやドライバの対応確認といった面倒なアップグレード作業なしで、初回電源オンからすぐに新しいWindowsの世界を味わうことができる。ハイコストパフォーマンス・ゲーミングノートで、ゲームから最新のインターネットコンテンツまで幅広く楽しんでほしい。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 NEXTGEAR-NOTE i510SA5-SP
ディスプレイ 15.6型フルHD光沢液晶(1920×1080)
CPU インテル Core i7-3630QM
メモリ 16GB PC3-12800 DDR3 SO-DIMM
SSD 120GB インテル 520シリーズ
HDD 1TB SerialATAII
チップセット モバイル インテル HM76 Express
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GT 650M
OS Windows 8 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×3、USB 2.0×1
サイズ W374×D250×H35~44mm(折り畳み時)
重量 約2.78kg
バッテリー駆動時間 約3.5時間
価格 99,750円(税込)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2012/10/26(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

(マイナビニュース広告企画)

マウスコンピューター/G-Tune


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