ボディデザインからも生まれる快適性能
また、新「LuvBook T」シリーズの快適さは、各種パーツの性能によるものだけではない。ボディの設計においても、長時間使用時の心地良さを目指したものとなっている。例えば、パームレストに施された細かなエンボス加工は、手の滑りや発汗による不快感を抑えている。タッチパッド周囲に設けられたアルミパーツは、デザイン上のアクセントになっているが、手元を見なくても手触りでパッドの端を明確に知ることができるため、誤操作の防止にもつながっている。さらに、パッド下のボタンにはほどよいクリック感があり、押しやすくかつ意図しないタイミングでのボタン押しも起こりにくい。
本体側面のインタフェース群も充実しており、左側面にはアナログRGB出力、有線LAN、HDMI出力、USB 3.0×2ポート、右側面にはマイク端子、ヘッドフォン端子、USB 2.0×2ポート、そしてDVDスーパーマルチドライブを備えている。ゲーミングノートやAV機能に特化したノートでないにもかかわらず、内蔵スピーカーがステレオとなっているのも特筆すべきだろう。また、130万画素Webカメラ、SD/メモリースティック対応のカードリーダーを前面に装備している。
130万画素Webカメラを標準装備 | SD/メモリースティック対応のカードスロット |
そのほかのユニークな機能としては、テンキーの上部に画面オフボタン、省電力ボタンを用意している。画面オフボタンは、Windowsのディスプレイ電源管理機能とは独立して、液晶ディスプレイの電源のみをオフにできるもので、ちょっとした離席時などに画面を消して電力消費を抑えることが可能だ。省電力ボタンはオンにすると、CPUの最高速度やファン動作が抑制され、消費電力と動作音の両方を削減するもの。音が気になりやすい夜間の利用時などに便利だ。
もちろん、マウスコンピューター製品共通の特徴である、豊富なBTOオプションはこの製品でも健在で、上位CPUのCore i7-3720QMまたはCore i7-3820QM、16GBメモリ、ブルーレイディスクドライブなどの選択が可能。今回試した限りでは、標準構成でもかなり快適に使うことができたが、ニーズに応じてさらにハイスペックな構成も可能となっている。
PCの中でもスタンダードノートは、個性を出しにくいカテゴリの製品であり、ユーザーの視点から見ても、一見しただけでは各社の製品の違いを見出しにくい。しかし、今回試用した新「LuvBook T」シリーズのプレミアム構成からは、「触ってみないとわからないサクサク感」「日常のメインマシンとして使い続ける中で実感できる快適さの追求」といった方向性が伝わってきた。実用本位の練り込まれたコンセプトを、ぜひ実際に味わってほしい。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | LB-T510S-SH |
CPU | インテル Core i7-3610QM |
メモリ | 8GB PC3-12800 DDR3 SO-DIMM |
SSD | 128GB ADATA XM14シリーズ |
HDD | 500GB SerialATA |
チップセット | モバイル インテル HM76 Express |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT 640M |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット正規版 |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | USB 3.0×2、USB 2.0×2 |
サイズ | W376×D252×H34.9mm(折り畳み時) |
重量 | 約2.56kg |
バッテリー駆動時間 | 約4.75時間 |
価格 | 79,800円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2012/7/17(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイナビニュース広告企画)
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