7万円台の製品とは思えない余裕のパフォーマンス

では、気になる実際のパフォーマンスをチェックしてみたい。なお、今回は機材の都合上、HDDのみ「LB-K802B」の標準仕様の500GBではなく、BTOで選択できる1TBを搭載している。ここで使用しているベンチマークテストのスコアに大きな影響はないと考えられるが、厳密には標準仕様モデルの数値とは異なることをあらかじめご承知いただきたい。

まず、Windowsエクスペリエンス インデックスの数値だが、Core i7搭載のためプロセッサとメモリは7.5以上という文句なしの性能だ。また、グラフィックスもGeForce GT 555Mの力が効いており、3Dグラフィックスも含め6.9と、ノートPCとしてはかなり高いスコアになっていることがわかる。ストレージのみ5.9となっているが、SSDに変更すればこのスコアも一気に引き上げることができるだろう。

普及価格帯のノートPCでありながらWindowsエクスペリエンス インデックスはいずれも高いスコア。SSDの搭載でさらにアップの余地もある

また、ゲームベンチマークの結果だが、解像度を1280×720に設定すれば標準的な滑らかさでプレイできるタイトルは多いと考えられる。負荷が軽めのタイトルであれば、フルHD表示でも十分対応可能だろう。2~3年前であれば、同程度の性能を得るにはデスクトップPCでも1万円程度のグラフィックスカードを追加する必要があったことを考えると、7万円台のノートPCで易々とこの水準を超えられるのは隔世の感すらある。また、CINEBENCHでCPUのマルチスレッド性能を測定したところ、シングルスレッド処理時に比べ、約3.7倍の速度を得られており、クアッドコアCPUの威力がよくわかる。

3DMark VantageのPerformanceプリセットを実行した結果
BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10)
1280×720 67.8fps
1920×1080 38.9fps
ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク
Low 2491
High 1268
3DMark Vantage 1.1.0 Performanceプリセット
3Dmarks P5826
GPU SCORE 4737
CPU SCORE 18766
3DMark Vantage 1.1.0 GPU SCORE
1280×720 6701
1920×1080 3184
CINEBENCH R10 64bit
Single CPU 4955(2分58秒)
Multiple CPU 18307(0分48秒)

フルサイズノートならではの抜群の使い勝手

もちろん、LuvBook Kシリーズのアドバンテージは数値上の性能だけにとどまらない。15.6型ワイドというボディサイズの余裕は、そのまま使い勝手の良さにもつながっている。例えば、キーボード右側にはテンキーを標準搭載。Excel等での入力がしやすくなるだけでなく、テンキーを使用するゲームの操作性も大きくアップする。また、130万画素WebカメラやSDメモリーカードおよびメモリースティックに対応したカードリーダー、といった利便性を高める機能を内蔵しているほか、通信機能もIEEE802.11b/g/n(150Mbps)対応の無線LAN、有線LAN(1000Base-T)、Bluetooth 3.0+HSを標準搭載している。

キーボード右端のテンキーはExcelやゲームで活躍 130万画素Webカメラを搭載し、別途カメラを用意しなくてもSkypeなどをすぐに利用可能
SDメモリーカード(SDHC、SDXC含む)、メモリースティック(Pro、Duo等含む)対応のカードリーダーを搭載し、デジカメのデータなどもすぐに取り込める

また、キーボード面のステレオスピーカーに加えて、本体底面にはサブウーファーを搭載しており、本体サイズを超えた迫力あるサウンドを楽しめる。DVDやブルーレイディスクの映像コンテンツを再生するときはもちろん、YouTubeの動画などを楽しむときも有効な機能だ。さらにHDMI出力端子を装備しているので、動画や画像はリビングのテレビなどに表示することもできる。

そのほか、ユニークな機能としては指紋センサーも挙げられる。ユーザー名とパスワードをそれぞれ入力しなくても、センサーの上で指をすべらせるだけで指紋に対応したユーザーの環境にログオンできるため、複数ユーザーで1台のPCを共有している場合にも、ワンタッチで素早くマシンを使い始めることができる。

底面に設けられたサブウーファー Windowsのログオンを簡単に行える指紋センサー

メインマシンとして利用するのに十分、あるいはそれ以上の性能と使い勝手を持ち、なおかつ、うれしい価格を実現した「LuvBook K」シリーズ。新生活向けの始めての一台としても、パワーユーザーのオールインワンマシンとしても、存分に活躍してくれることだろう。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 LB-K802B
CPU インテル Core i7-2670QM
メモリ 8GB PC3-10600 DDR3 SO-DIMM
HDD 500GB SerialATA
チップセット モバイル インテル HM65 Express
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GT 555M
OS Windows 7 Home Premium 64ビット正規版
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×2、USB 2.0×2
サイズ W383×D262×H36.6~37.8mm(折り畳み時)
重量 約2.65kg
バッテリー駆動時間 約4.3時間
価格 74,970円(税込)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2012/3/28(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

(マイナビニュース広告企画)

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