「Intel G41 Express」マザーボード
Intel G41 Expressチップセットというと、もうかれこれ3年以上前に登場したチップセット。Core 2 Quad/Duoなどが利用できるLGA775ソケットをサポートしている。すでにLGA775 CPUの入手が難しくなってきているが、3年も経つと当時のマザーボードもそろそろ寿命が近づいている頃だ。とはいえCPU性能自体は、用途次第ではまだまだ現役でも通用するレベル。
現在発売されているIntel G41 Expressマザーボードは、そうした旧システムのリフレッシュ用といったところだ。
G41M-Combo
【製品名】GA-G41M-Combo(rev. 1.4) |
【製品の特徴】DDR3/DDR2両対応、オールドマシンを省電力PCにリフレッシュ |
寿命やリプレースなどで余ったLGA775 CPUを有効活用できるマザーボード。グラフィック機能を搭載したIntel G41 Expressチップセットを採用しており、EasyEnergySaverと合せて、省電力でミニマルなシステムに変身させることができる。また、メモリもDDR3とDDR2の両スロットを搭載しており、この点も既存システムを流用した自作プランに適している。
主なスペック | |
サイズ | Micro ATX |
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ソケット | LGA775 |
チップセット | Intel G41 Express + ICH7 |
対応メモリ | DDR3 SDRAMスロット×2基(最大容量8GB)、アンバッファードDDR3 1333(OC)/1066MHz対応、DDR2 SDRAMスロット×2基(最大容量8GB)、アンバッファードDDR2 1066(OC)/800/667MHz対応 |
拡張スロット | PCI Express (2.0) x16×1、PCI Express (2.0) x1×1、PCI×2 |
ディスプレイ出力 | D-Sub 15ピン×1 |
Ultra Durable 4 Classic(UD4 Classic)とは
Ultra Durableは、GIGABYTE独自の品質基準。そのマザーボードに導入された信頼技術がこのバージョンによって把握できる。UD4 Classicはその最新版となる。Classicとあるため、正式なUD4に対し機能を省いたものに相当するが、特徴的なのが防湿、防静電、防電断、防熱という4つの新基準。防湿は、PCB基板に新開発の開繊クロス方式を採用することで従来のものよりも密度を高め、湿気を弾くという。防静電は従来のICと比べ静電気放電に対する抵抗が3倍高いという高品質ICを採用。防電断は、抗サージ特性のあるICと、従来から受け継ぐDual BIOS技術によって、電断が起きてもシステムを保護する機能とされる。最後の防熱はUD2やUD3と同様、低RDS(on)MOSFETやオール固体コンデンサ設計により、マザーボード自体の発熱を抑えていることを意味するとされる。
UD4 Classicは、同社のIntel H61 Expressマザーボードで先行導入されている。低コストである点が重要視されるH61マザーボードだが、品質面で妥協しないところは、GIGABYTEならでは。また、一部UD3やそれ以前の基準となる製品もあるが、基本的にGIGABYTEの製品は何れかのバージョンのUltra Durable基準を満たしている。
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