疲れ眼の原因は液晶の青色光?「J!NS PC」で眼を守るという新習慣

55％ブルーライトをカット

ブルーライトの影響から目を守るためには、機能性アイウエアが効果的だ。その中で、現在注目されているのが「J!NS PC（ジ ンズ　ピーシー）」というPC（ディスプレイ）専用メガネ。デザインと機能性に加え、これまでの常識を破る価格で旋風を巻き起こしているアイウエアブランド「J!NS」が開発した本格的な機能性アイウエアで、有害な紫外線を99・99％カットするだけでなく、ブルーライトも抑えてくれる。

液晶ディスプレイのブルーライトをカットするのにもっとも簡単な方法は、青の補色である黄色いカラーレンズを使用すればいいように思える。色相環上で補色関係にある色同士は、お互いの色の光をカットするという性質があるからだ。しかし実際に単なる黄色いレンズを付けてディスプレイを見ると、色彩が大きく変化してしまうだけでなく、必要な色情報が抜け落ちてしまうことでかえって見づらくなってしまう。そこで、J!NS PCでは単にレンズの色を変えるだけでなく、レンズに特殊な素材を練り込んでいる。また、ブルーライトだけでなく違う波長の光も少しずつカットしてバランスを取るようにし、ブルーライトを適度に抑えつつも、適度な色味を保つようにしているのだ。

「かけているほうが楽」を実感

実際にJ!NS PCをかけてみると、うっすらと視界がベージュ色に染まるのがわかる。しかし、サングラスほどの色の強さはなく、視界が悪くなったり、暗く感じられるようなことはない。デスクトップの白い部分がややアンバー系の色に感じられる以外に、大きな色の変化はなく非常に自然な見え方であることがわかる。また、J!NS PCはフレームに超軽量素材を使用した「エア・フレーム（Airframe）」を採用しているため、とにかく軽く、かけていて疲れにくいという特徴がある。眼が慣れてしまえば色のこともあまり気にならなくなり、しばらくかけ続けたあとにメガネを外すと一瞬ディスプレイの光がとてもまぶしく、像がにじんで見える。「かけているほうが楽」な状態であったことが外してみるとよくわかる。

ブルーライト対策の効果としては、メガネをかけることでややまぶしく感じられる黄緑や青味が和らげられ、なおかつ光が抑制されることで色のコントラストがより自然に感じられる。このため眼が疲れにくくなり、ディスプレイの文字をよりクリアに読み取ることができる。もちろん効果や見え方には個人差があるため、効果がなかったと答える人もいる。しかし、J!NS PCをかけて半日ほどコンピュータ作業を続けただけで眼の疲れ方が明らかに違ってきたと答える人が多いのも事実で、これまでメガネをかけていなかった人が習慣化する率も非常に高い。 J!NS PCはすでに日本マイクロソフトや大正大学、メディア系の企業など、従業員の眼の疲労を和らげる目的で導入されている。眼の疲労を防ぐことが結果的に仕事の効率化に役に立つのではないかと期待されているのだ。

16色から選ぶ楽しさ

このように、これまでになかったコンセプトで、しっかりと眼を守る機能を備えているJ!NS PC。それでいて、3990円という手頃な価格で購入できるのも大きな魅力だ。フレームが軽いためメガネ初心者でもかけやすく、なおかつカラーバリエーションが16色も揃っており、プライベートやオフィス用途などTPOに応じて使い分けることができる。

16色もあるとどの色を選べばいいか迷ってしまうかもしれないが、筆者のおすすめは、自分の肌の色や髪の色に応じて色を選ぶ方法だ。例えば色が白くほほに赤味が出る人は、寒色系のクールな色味がよく似合う。肌の黄味が強い人は、その逆の暖色系統が馴染む。髪や瞳が黒い人は濃くはっきりとした色を選ぶほうが映え、髪や瞳が茶色い人はメガネの色も淡いものを選んだほうが顔から浮かなくなるだろう。とはいえ、価格が手頃なので、自分に似合うということだけでなく、通常のメガネでは試すことのできない大胆な色味にトライしてみるのも面白い。J!NS PCのフレームはとてもスタンダードなデザインなので、「好きな色」「なりたいイメージ」で選んでも失敗することが少ないはずだ。