ペンだけで使いたくなる滑らかな書き味
本体の上面にはオプションのデジタイザーペン(直販価格:3,990円)が備えられるようになっている。このペンは256段階で筆圧を検知でき、非常に滑らかな書き味。特に手書きエディタアプリ「Notes Mobile」との相性がかなりよく、それこそメモ帳感覚で利用できる。レノボは古くからコンバーチブル型のタブレット端末を手がけてきたが、そのノウハウが生かされているのだろう。iPadの上陸以来、タブレットは指で操作するものという感覚が強かったが、この滑らかなペン操作を味わうと、ペン入力への回帰も悪くないと思えてしまう。また、精度の高いペン入力ができるということは、手袋を必要とする作業現場や医療関係者にとってもありがたい。企業向けとして開発されたゆえのメリットといえる。
豊富な周辺機器をオプションで用意
ThinkPad Tabletは本体単体のみでも有用だが、さらに便利に活用するためのオプションも用意されている。その中でも注目が「ThinkPad Tablet Keyboard Folio Case」(直販価格:8,211円)だ。これはThinkPad Tabletを接続すると、ノートパソコンのように活用できる拡張キーボード。外側は皮革製となっており、キャリングカバーの役割も果たす。キー形状は最近のThinkPadシリーズでよく見られるアイソレーションタイプで、ストロークは1.5mmとなる。ThinkPadのトレードマークとなる赤いトラックポイントもキーボード中心に装備。なお、このトラックポイントは感圧式ではなく光学式となっている。このほかにも「ThinkPad Tablet Dock」(直販価格:5,506円)や「ThinkPad Tablet Folio Case」(直販価格:3,671円)などが用意されている。
ノートパソコンのように利用できるThinkPad Tablet Keyboard Folio Case(直販価格:8,211円)。ブルートゥースではなく専用拡張ポートでキーボードと接続される。外側は皮革製となっており、本体を衝撃から守る |
ThinkPad Tablet Dock(直販価格:5,506円)は、バッテリチャージ機能のほかにヘッドホン出力、マイク入力、マイクロUSBが拡張できる |
皮革製のThinkPad Tablet Folio Case(直販価格:3,671円)。ビジネスツールらしいシックなデザインになっている |
百花繚乱ともいえるAndroid搭載のタブレットデバイスは、ハードウェア的にも機能的にも各製品で差を見いだすことが難しくなってきている。だがThinkPad Tabletは、ThinkPadならではの落ち着いたデザインと頑強なボディ、そしてレノボが培ってきた精度の高いペン入力など、アドバンテージが明確に表れている。ThinkPadの伝統とAndroidタブレットという新しい価値が、見事に融合した製品といえよう。
ThinkPad Tablet 183827J(64GBモデル) | 型番 | ThinkPad Tablet 183827J |
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CPU | NVIDIA Tegra 2 モバイルプロセッサ(1GHz) |
メモリ(RAM) | DDR2 600、1GB |
フラッシュメモリ | 64GB |
ディスプレイ | 10.1型ワイドIPS液晶、1,280×800ドット |
無線通信 | IEEE802.11b/g/n、ブルートゥース3.0 |
内蔵カメラ | 前面200万画素、背面500万画素 |
サイズ | W260.4×D181.7×H14.5mm |
重量 | 約759g(タブレットペンを含む) |
バッテリ駆動時間 | 約9時間 |
OS | Android 3.1 |
価格 | 61,950円(キャンペーン価格) |
(マイナビニュース広告企画)
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