標準構成でも充実の性能、さらに多彩なBTOオプション
CPUは、今や高性能デスクトップPCの標準となったCore i7-2600(動作周波数3.40GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.80GHz)を搭載。Sandy Bridge世代のアーキテクチャを採用したクアッドコアプロセッサで、ハイパースレッディング機能に対応するため8スレッドの同時処理が可能となっている。
そして、NVIDIAのゲーマー向けモデルであるGeForce GTX 550 Ti搭載のグラフィックスカードを採用。後述の通り、フルHDの解像度でもゲームタイトルを動作させることができるコストパフォーマンスの良いグラフィックスカードであり、ワンランク上のグラフィックス性能を求めるユーザーに最適な製品だ。また、さらに高負荷のタイトルにも対応する余裕を求めるのであれば、BTOオプションでGeForce GTX 560にアップグレードすることも可能だ。
ストレージに関しては特に自由度が高く、標準のHDD1台から、最大でSSD2台+HDD1台の構成までを自由に選択できる。SSDとしては容量80/120/300GBのインテル 320、容量120/250GBのインテル 510が用意されており、チップセットはH67なのでSATA 6Gb/sの高速接続にも対応する。そのほか、メモリは標準の8GBに加え16GBが、光学ドライブは標準のDVDスーパーマルチドライブに加えブルーレイコンボドライブ(ブルーレイは読み込みのみ対応)、ブルーレイディスクドライブ(ブルーレイは書き込みにも対応)が選択可能だ。
そのほか、USB 3.0×2ポート(背面)、USB 2.0×8ポート(背面6、前面2)と計10ポートものUSBを搭載しており、コントローラーや入出力機器など、多数の周辺デバイスを同時に使用するゲームや、クリエイション用途にも十分対応可能だ。
充実の性能が語る高いコストパフォーマンス
Lm-i740X-LCの標準構成で試したWindows エクスペリエンス インデックスの値は、プロセッサとメモリがそれぞれ7.6、グラフィックスおよびゲーム用グラフィックスがともに7.3、HDDが5.9と、HDD以外は7以上の高いスコアをマークしている。ストレージとしてSSDを選択した場合、HDDスコアは大幅にアップすると考えられるので、より全体的な性能が高いマシンを求めるユーザーは、購入時にシステムドライブ用のSSDを追加するといいだろう。
主にグラフィックス性能を測るゲーム用ベンチマークでは、720p(1280×720)の際に快適なパフォーマンスが得られるのはもちろん、タイトルによっては1080pのフルHD(1920×1080)で表示する場合も、十分動作可能なパワーを持っていることがわかる。設定を選べば新しいタイトルにも対応できるし、さらに思い切りゲームを楽しみたいというユーザーは、GeForce GTX 560を選択しておけば安心だ。もちろん、動画のエンコードでも力を発揮するので、水冷システムの静音性もあわせて活かす形で、動画を夜中にまとめて大量に、なおかつ高画質の設定で圧縮するといった用途でもその力を発揮するだろう。
BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10) | |
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1280×720 | 127.0fps |
1920×1080 | 77.3fps |
ロストプラネット 2 ベンチマーク テストタイプB(DirectX 11) | |
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1280×720 | 37.4fps |
1920×1080 | 25.3fps |
ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク | |
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Low | 4549 |
High | 2431 |
3DMark Vantage 1.1.0 Performanceプリセット | |
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3Dmarks | P11354 |
GPU SCORE | 9681 |
CPU SCORE | 23588 |
3DMark Vantage 1.1.0 GPU SCORE | |
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1280×720 | 13588 |
1920×1080 | 6537 |
CINEBENCH R10 64bit | |
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Single CPU | 6122(2分24秒) |
Multiple CPU | 22998(0分38秒) |
これだけハイスペックなマシンであるが、あくまでコンパクトなミニタワー型の筐体にまとめられているのがポイント。また、水冷システムを搭載するようなパワーユーザー向けのマシンにもかかわらず、本体カラーにブラックだけでなくホワイトが用意されている点も見逃せない。音や振動の影響が少ないという水冷のメリットを活かし、リビングへの設置という使い方も考えられる。水冷+コンパクト+ハイスペックという特徴により、デスクトップPCの利用シーンをまた一つ広げるような製品に仕上がっているといえるだろう。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | Lm-i740X-LC |
CPU | インテル Core i7-2600 |
メモリ | 8GB PC3-10600 DDR3 |
HDD | 500GB SerialATAIII |
チップセット | インテル H67 Express |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 550 Ti |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット正規版 |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×8(背面×6、前面×2) |
サイズ | W180×D382×H373mm |
ディスプレイ | - |
価格 | 79,800円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2011/10/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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