大会議室では、後席のユーザーにスクリーンが見えにくい場合がある。SP890で100型サイズの表示をする場合、本体位置は3.64~5.45mの範囲に置くことになるが、シチュエーション的にこの距離で問題になることはないはず。このプロジェクタは、鮮明な映像が得られることは先にも述べたが、それらに加えて中間色の輝度を向上させる「BrilliantColor」や、ベンキュー独自のカラーマッチングテクノロジー「6色カラーホイール」などを搭載している。これによって、大画面であっても間延びしたような感じにはならず、画像類はもちろん、色を使った資料もより美しくはっきりと描き出せるのだ。
SP890はこうした機能の他、LAN端子を使った本体の遠隔操作も可能だ。また、5W×2スピーカを搭載しているので、音響設備がなくてもプロジェクタのみで音声を出すことができる。HDMI端子にブルーレイプレーヤーを接続すれば、ムービーを使ったシアター感覚のプレゼンも行える。
SP890の価格は29万8,000円(BenQ Direct価格)となる。品質の高さを考えれば決して高い価格ではない。大会議室でのプレゼンを成功へと導くSP890は、多くの企業にとって節目となる大切な場をしっかり支えてくれるはずだ。
■試用機の仕様 | |
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「SP890」 | |
1,920×1,080ドット | |
DLP | |
50,000:1 | |
4,000ルーメン | |
VGA(640×480ドット) ~ WUXGA(1,920×1,200ドット) | |
28型~300型 | |
16:9、4:3選択可能 | |
D-Sub×1、ビデオコンポジット端子×1、S端子×1、HDMI端子×1、コンポーネント(RCA)端子×3、オーディオミニジャック×1 | |
W428×H156×D345mm/約7.2kg | |
オープン、BenQ Direct価格は298,000円 |
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