CPU内蔵GPUと外部GPUを切替OK
ベンチマークで性能もチェック!
ここからはハードウェアの性能に目を向けていこう。LuvBook Rシリーズでは、Radeon HD 6730Mという高性能な外部GPUを備えているのが特徴だが、任意にCPU内蔵のGPU「インテル HD グラフィックス 3000」に切り替えられるAMD Dynamic Switchable Graphics Technologyに対応しているのも注目ポイントだ。インテル HD グラフィックス 3000は、外部GPUより低消費電力となるため、バッテリー駆動時間が延びるというメリットがあるほか、「クイック・シンク・ビデオ」という高速なエンコードエンジンを搭載しているのが魅力。クイック・シンク・ビデオは、対応ソフトと組み合わせれば、CPUに負荷をかけることなく、動画ファイルをMPEG4 AVCおよびMPEG-2形式に高速変換できる優れもの(ただし、グラフィックスをインテル HD グラフィックス 3000に切り替えてから使用する)。例えば、ウェブを楽しみながら、動画のエンコードも実行といった並列処理もラクラクとこなせる。
CPU内蔵のGPUと外部GPUは、ユーティリティを利用すれば、手動でいつでも切り替えられる。またWindows動作中に「Fn+H」キーでも切り替え可能(ただし、アプリケーションの動作中は切り替えできない場合もある)。3Dゲームをプレイする時は外部GPUに、動画編集をする時や、ACアダプタの使用時でも消費電力を抑えたいという時はCPU内蔵のGPUに、といった具合に目的に合わせて、すぐに変更できるのが便利だ。
続いては、ベンチマークでその性能をチェックしていこう。今回試用したのは、スタンダード構成となる「LB-R400S」。CPUにCore i5-2410M、メモリ4GB、HDDは500GBのモデルだ。これで価格は69,930円。ちなみに、CPUにCore i7-2620Mを搭載するハイスペック構成の「LB-R400X」の価格は79,800円となっている。
Windowsエクスペリエンス インデックスの値では、メモリとHDD以外は6点台の後半とノートPCとしては十分高い数値を記録。BIOHAZARD 5のベンチマークでも、それほど高い解像度でなければ、快適にプレイできる数値を出している。また、定番3Dベンチマーク「3DMark Vantage」、PCの総合性能を測る「PCMark Vantege」の結果も合わせて掲載する。参考にしてほしい。
BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10) | |
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1280×720 | 57.4fps |
1920×1080 | 33.6fps |
3DMark Vantage | |
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3D MARK Score | P4458 |
CPU Score | 8648 |
GPU Score | 3838 |
PCMark Vantage | |
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PCMARK Score | 6515 |
Memories Score | 4677 |
TV and Movies Score | 4010 |
Gaming Score | 5692 |
Music Score | 6649 |
Communications Score | 5851 |
Productivity Score | 5067 |
HDD Score | 3644 |
初心者からヘビーユーザーまで
満足できる充実の内容
LuvBook Rシリーズは低価格ながら、高性能なCPUとGPUを備えており、初心者からヘビーユーザーまで幅広い層にオススメできるモデルだ。同社お得意のBTOにも対応しており、CPUをCore i7に変更してより高性能を求められるほか、Core i3に変更してさらに価格を抑えることも可能。メモリは8GBまで増設でき、ストレージのHDDからSSDへの変更もOK。記録型のブルーレイドライブも選択できるため、HDMIでテレビに接続し、ブルーレイプレイヤーとして活用といった使い方も可能だ。ノートPCながら、予算や目的に合わせて、柔軟にスペックを変更できるのも大きな魅力といえる。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | LB-R400S |
ディスプレイ | 15.6型ワイド光沢液晶(1366×768) |
CPU | インテル Core i5-2410M |
メモリ | 4GB PC3-10600 DDR3 |
HDD | 500GB SerialATA |
チップセット | モバイル インテル HM65 Express |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | AMD Radeon HD 6730M/インテル HD グラフィックス 3000 |
OS | Windows 7 Home Premium with SP1(64ビット版) |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(左側面×2)、USB 2.0×1(右側面×1) |
サイズ | W375.8×D253×H30~36.3mm(折り畳み時) |
重量 | 2.5kg |
バッテリー駆動時間 | 約4.6時間 |
価格 | 69,930円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2011/7/1(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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