グラフィックスカードだけでも8~9万円! 最高のパーツを多数採用
今回の新モデルで目玉となるのは、なんといってもグラフィックスカードのGeForce GTX 590だろう。ボード上に2つのGPUを搭載し、従来は2枚のグラフィックスカードを利用して実現していたSLIと同じ性能を、1枚のカードで達成するモンスター級のカードだ。PCショップで単体製品を購入すれば、これだけで8~9万円はする代物であり、それがMASTERPIECEオリジナルケースの中に標準搭載されているという点で、この高級マシンが実はお買い得な製品であるということがわかる。
本体背面にはDVIコネクタが3基見えるが、この2スロットを占めているカードがGeForce GTX 590。その上にある2つの青いUSBポートはUSB 3.0。そのほか、USB 2.0は背面8ポート、前面2ポートの計10ポートを備える |
CPUにはクアッドコアかつハイパースレッディング・テクノロジーに対応したCore i7-960(動作周波数3.2GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.46GHz)を搭載するが、これでも満足できないユーザーには、BTOオプションとしてなんと「6コア」のCore i7-970(同3.2GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.46GHz)、またはCore i7-990X エクストリーム・エディション(同3.46GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.73GHz)を選択することも可能となっている。
また、メモリは標準で12GBを、4GB×3のトリプルチャネル構成で搭載。HDDは標準で2TBドライブを1基搭載するが、ストレージへのアクセス性能を求めるユーザーにはインテル320またはインテル510のSSDという選択肢も用意されている。スピードに加えて容量も欲しいというユーザーには、システムドライブとは別に増設する形で3TBのHDDを加えることもできるなど、非常に柔軟なストレージ構成を選べるのが特徴だ。
計り知れない高性能、そしてさらなる拡張性も
ベンチマークテストはCore i7-960搭載の標準構成で行った。Windowsエクスペリエンス インデックスの値では、当然のこととばかりにグラフィックススコアが2D、3Dとも最高の7.9を叩き出し、すでにWindowsの標準機能では計測できない域の性能に達していることがわかる。実際に、いつもこのコーナーのレビューで使用している「BIOHAZARD 5ベンチマーク」では、いずれの解像度でも120fps近いスコアが得られており、グラフィックスカードの高い性能に対してアプリケーション側の負荷が見合っていないほどだ。さらに高い性能を要求する最新のタイトルにおいてもGeForce GTX 590なら十分な性能を発揮してくれるだろう。また、より高性能なCPUを搭載した場合、アプリケーションによってはさらにスコアが伸びるものと考えられる。
BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10) | |
---|---|
1280×720 | 117.7fps |
1920×1080 | 117.6fps |
ロストプラネット 2 ベンチマーク テストタイプB(DirectX 11) | |
---|---|
1280×720 | 79.5fps |
1920×1080 | 70.6fps |
ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク | |
---|---|
Low | 5581 |
High | 5399 |
3DMark Vantage 1.0.2 GPU SCORE | |
---|---|
1280×720 | 36977 |
1920×1080 | 24350 |
CINEBENCH R10 64bit | |
---|---|
Single CPU | 4842(3分02秒) |
Multiple CPU | 19389(45秒) |
すでに流通しているゲームを、エフェクトなどもオンにした最高の環境で楽しみたい、そして今後登場するタイトルでも快適な描画性能を得たいというハイエンドユーザーにも満足してもらえるに違いない。
また、本モデルに搭載されている電源ユニットは850Wと大容量なので、HDDなど消費電力の高いパーツをフル搭載する際にも不安はない。 整流効率80%以上の基準を満たす「80PLUS」規格にも対応しているので、高負荷時も無駄な発熱が少なく、安定した動作を保証している。標準構成でも十分ハイスペックだが、さらに自分好みのパーツを足していきたいというユーザーのニーズにも余裕で応えてくれるわけだ。
そしてゲーマー向けモデルという点では、標準添付のキーホードがPS/2接続で、カーソルキーや「W」「A」「S」「D」など、ゲームで使用する可能性の高い11のキーの同時入力を正しく検出できる「11キーロールオーバー」仕様になっている点も見逃せない。しかも、“超こだわり派”には東プレとの共同開発で登場したキーボード「Realforce 108B-MP」も用意。単体購入すると24,990円の高級キーボードだが、本体と同時に購入した場合に限り19,950円で提供される。
標準で付属する11キーロールオーバーの「Accurate Keyboard」。このほかに全キーロールオーバーの「Realforce 108B-MP」を選択することもできる | 標準マウスはマイクロソフトの「SideWinder X3 Mouse」。また、ロジクールの各種レーザーマウスなども用意されている |
単に性能を追求しただけでなく、ゲーマーが性能の次に何を求めるかまでを見越した構成となっている「G-Tune MASTERPIECE」シリーズ。ハイエンドユーザーのために作られた、すべてが上質な一台となっている。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
製品名 | MASTERPIECE i1520SA5-SP |
ディスプレイ | - |
CPU | インテル Core i7-960 |
メモリ | 12GB PC3-10600 DDR3 |
HDD | 2TB SerialATAIII |
チップセット | インテル X58 Express |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 590 |
ドライブ | ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付) |
OS | Windows 7 Home Premium with SP1 64ビット版 |
LAN | ギガビット(10/100/1000)LAN |
インタフェース | USB 3.0×2(背面)、USB 2.0×10(背面×8、前面×2) |
サイズ | W219×D471×H499mm |
価格 | 239,820円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2011/5/27(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
[PR]提供: