メモリ、ストレージなど、オプション選択も自由自在

冒頭で紹介したように、CPUは登場したばかりの第2世代CoreシリーズからCore i7-2600(動作周波数3.40GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.80GHz)を搭載。4つのコアがそれぞれハイパー・スレッディング機能に対応しており、8スレッドもの同時処理が可能だ。ターボ・ブースト機能がバージョン2.0になり、よりブーストがかかりやすくなったほか、内蔵グラフィックコアの動画エンコード支援機能により、対応ソフト使用時には動画圧縮時間の飛躍的な短縮が期待できる。そして、グラフィックカードには先ほども登場したGeForce GTX 580を搭載。これだけの最新ハイエンドパーツを標準装備しながら、129,990円という驚きの価格を実現した。また、一定の高いグラフィック性能を求めながらも、できるだけコストを抑えたいというユーザーには、GeForce GTX 460/470/570を搭載する姉妹機、MDV-ASG8000B/MDV-ASG8000S/MDV-ASG8010S2も用意されている。

そして、標準の構成に加えて、ユーザーが必要とするパフォーマンスを追加オーダーできるのがBTOマシンのメリットだ。メモリは標準でも8GB(4GB×2)を搭載しているが、さらに倍の16GB(4GB×4)を選択することも可能。光学ドライブに書き込み対応Blu-rayドライブをチョイスしたり、地デジチューナー、メモリカードリーダーといったオプションを出荷時から搭載することも可能だ。

日常の使用感に直結する、OSやアプリの起動時間を短縮したいユーザーには、SSDの搭載がオススメだ。システムのプリインストールドライブとして、性能に定評のあるインテル製SSDが用意されており、ストレージへのランダムアクセスが発生する場面でのパフォーマンスを大幅に向上させることができる。最高の性能を求めるなら、同SSDを2台のRAID 0構成で搭載することも可能。また、動画編集などで大容量のデータを扱う必要があるユーザーには、2TB HDD×2台の計4TBという構成も用意されている。

BTOでもこれだけの柔軟な構成が可能だが、もちろん購入後、ユーザー自身の手によるカスタマイズの余地も存分に確保されている。ドライブベイには、ワンタッチで着脱できるHDDホルダに対応した3.5インチ内部ベイが4基(出荷時搭載HDD数により空きベイ数は異なる、以下同じ)、光学ドライブなどを搭載できる5インチベイが2基用意されている。ケース内部の温度が気になるほどHDDを満載するユーザーに向けて、BTOオプションとして追加のフロント吸気ファンが用意されているのも本モデルならではだ。

ホルダの採用により3.5インチHDDはワンタッチで着脱可能

USBポートはUSB 2.0が前面2、背面8の計10ポートも用意され、加えて背面にUSB 3.0を2ポート備える。大容量のデータを持ち出さなければならない場合も、USB 3.0対応外付けHDDを利用すれば、内蔵HDD並みのスピードでデータを転送可能だ。また、拡張スロットはPCI Express x1を3スロット(空きは2スロット)に加え、従来のPCIが3スロットも設けられているので、これまで利用していた拡張カードを有効に活用できる。

背面の拡張ポート群 USB 3.0対応ポートも2ポート用意されている

始まりに過ぎない最強クラスの性能

Windowsエクスペリエンス インデックスを取ってみると、プロセッサが7.6、メモリが7.6、グラフィックスがAero・ゲームともに7.9と、当然のようにほとんどの項目が7以上のスコアをたたき出している。Windows 7のインデックスは7.9が最高値なので、GeForce GTX 580による実際のグラフィックス性能はさらに上回っていると考えられる。唯一HDDだけが5.9だったが、これもシステムドライブにSSDを選択すればスコアアップすることは間違いない。

ほとんどのスコアが7以上のWindowsエクスペリエンス インデックス。SSDを選択すればHDDスコアもさらにアップするだろう

実際に、超重量級ベンチマークソフトの「ファイナルファンタジーXIVオフィシャルベンチマークソフト」でも、スコアはLow(1280×720)で6000台、High(1920×1080)にしても5000台を余裕でキープしており、コマ落ちのないスムーズな描画で快適にプレイを楽しむことができる。どんな最新ゲームをプレイするのにも不安のない、向かうところ敵なしの性能ということができるだろう。

メジャーなベンチマークソフトの中では、最も重い部類に入る「ファイナルファンタジーXIVオフィシャルベンチマークソフト」でも、余裕のプレイが可能であることを示すスコアをたたき出した

改めて驚くべきは、現時点で最強クラスのグラフィック性能を実現しているマシンが、あくまで13万円以下の標準構成であるという事実だ。そして、さらにBTOやユーザーの手による自在の性能アップ余地が残されているという点では、この高性能もいわば始まりに過ぎない。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
製品名 MDV-ASG8000X
ディスプレイ
CPU インテル Core i7-2600
メモリ 8GB PC3-10600 DDR3
HDD 1TB SerialATAII
チップセット インテル P67 Express
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 580
ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書き込み対応)
OS Windows 7 Home Premium 64ビット版
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インタフェース USB3.0×2(背面)、USB2.0×10(背面×8、前面×2)
サイズ W190×D490×H410mm
価格 129,990円(税込)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。本モデルのポテンシャルをベースに、BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2011/2/1(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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