そして書き出し先を選ぶと、番組の選択画面に切り替わる。持ち出したい番組をクリックして「書き出し」ボタンを押せば作業がスタートと、手順は非常に簡単だ。1時間あたりの書き出しに必要な容量はSDメモリーカードが約280MBで、1番組につき最大2GBまで書き出せる。メモリースティックおよびEMPR機器の場合は約220MBで、1番組につき最大6.5時間まで書き出しが可能だ。ちなみに、どの画質で番組を録画していても持ち出し時の画質に変化はない。
1時間の録画に必要な容量の目安 | ||
---|---|---|
SDメモリーカード | 約280MB(1番組最大2GB) | |
メモリースティック/EMPR機器 | 約220MB(1番組最大6.5時間) |
PSPへの持ち出しを試す!
使い勝手と画質はどうか?
実際の書き出し時間だが、約1時間の番組をPSP(搭載メモリースティックはSanDisk MemoryStick Pro Duo 16GB)に書き出すのにかかった時間は、2分56秒だった。通勤、通学前のちょっとした時間を利用して十分持ち出せる速度といえる。ただし、ちょっと問題なのが書き出しの実行中でも画面に変化がないこと。録画番組一覧を呼び出せば、書き出し中なのか確認できるものの、残り時間の目安もなく、いつ終了するのか非常にわかりにくい。書き出し中にSDメモリカードやメモリースティックを抜いてしまわないように気をつけよう。
なお、PSPに書き出した場合、メニューのビデオから再生できる。メニューには番組名が表示されるので検索性は高いが、サムネイルは表示されないようだ。気になる画質は、全体的にボヤッとした印象ではあるが、個人的には満足なレベル。かなり小さなサイズで書かれたテロップも読めるだけの画質があり、移動中に見るなら十分だと感じた。もちろん画質が大幅に落ちる映像に対して、9回しかできないダビングの回数を消費するのに抵抗がある人もいるだろう。できれば書き戻してダビング回数を戻す機能があれば完璧だが、そこは今後に期待したい。
ちなみにPSPでの再生ならば、15秒~5分間隔で番組のサムネイルをズラリと並べるシーンサーチ機能が利用できる。気になるコーナーやニュースだけを見るといった使い方が手軽にできて便利だ。
簡単便利な持ち出し機能
通勤や通学で活用してほしい
PCでの地デジ録画が可能になった当初は、著作権管理やマシンパワーの問題から、録画したPC以外では再生できないのが一般的だったが、技術の進歩によって各メディアへのダビングやムーブに対応。モバイル機器への持ち出しも可能になった。特にマウスコンピューターの地デジPCなら、わずかな作業と時間で番組の持ち出しを実現できる。通勤や通学中はもちろん、寝室でのんびり番組を見たいといったニーズにも応えられるのは大きな魅力だ。ぜひとも持ち出し機能を活用して、地デジ生活の幅をより広げてほしい。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
製品名 | Lm-i720X-DB24L |
CPU | インテル i7-870 |
メモリ | 4GB |
HDD | 1TB |
チップセット | インテル H55 Express |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTS 450/1GB |
ドライブ | 10倍速ブルーレイドライブ(書き込み対応) |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット版 |
LAN | 10/100/1000Mbps ギガビットLAN |
ディスプレイ | 24型ワイド液晶(LED、Full HD/16:9) |
サイズ | W180×D382×H373mm |
価格 | 119,700円(税込) |
価格については、2010/12/13現在の金額です。最新の価格についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
[PR]提供: