しっかりとした性能をキープ、こだわる人はBTOでハイエンドGPUを選ぼう
それでは「G-Master Armor」の実力をベンチマークで確認してみよう。搭載されているGPUは、「NVIDIA GeForce GTX460 768MB」だ。グラフィックスドライバには、10月26日時点での最新バージョン「GeForce Driver 260.99」を用いた。なお、本機はMicroATXでありながも、NVIDIAのSLIやATIのCrossFireといったマルチGPUに対応しているので、将来拡張を考える人はその点も覚えておこう。
まずは、Windows 7の「Windowsエクスぺリエンス インデックススコア」。プロセッサやグラフィックスではサブスコア「7.5」と高い数値が出ているのだが、システムドライブがHDDであること、メモリが3GBであることからこれらのサブスコア「5.9」が基本スコアとなっている。
引き続き、3Dゲームを主眼としたベンチマークを行う。定番のFuturemark「3DMark Vantage」を試す。こちらは「P14900 3DMarks」という順当な結果だ。カプコンの「ロスト プラネット 2」のベンチマークでは、AAを使用していないデフォルト設定ではあるものの、1920×1200ドットという高解像度でも30fpsというプレイ可能範囲をしっかりキープしてくれた。スクウェアエニックスの「ファイナルファンタジーXIV」のオフィシャルベンチマークでも、Low設定で「快適」、High設定でも「やや快適」に近い「普通」ランクの結果が出た。標準搭載のグラフィックスカードでも、標準の設定であればしっかりと動作するようだ。動作中の発熱や動作音も全く気になることはなかった。
■3DMark Vantage | |
3DMark Score | P14900 |
---|---|
CPU Score | 45299 |
Graphics Score | 12176 |
■Lost Planet 2 - ベンチマーク DirectX11 (解像度以外はデフォルト設定) | ||
Average | RANK | |
モードTypeA (1920×1200) | 36.6fps | B |
モードTypeA (1280×720) | 51.3fps | B |
モードTypeB (1920×1200) | 30.6fps | B |
モードTypeB (1280×720) | 46.3fps | B |
■ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク結果 | ||
Low | High | |
ヒューラン♀を選択 | 4635 | 2935 |
ベースとなる性能がしっかりし、安定感のあるミニタワーゲーミングPC
高い処理能力を持ったCPU、高性能マザーボード、そして小型で冷却能力が高いケースがベースとなっている「G-Master Armor」は、その名の通り基本性能がとても「堅い」製品だ。そのままでも十分な性能を発揮するが、価格を抑えるためか、標準構成ではメモリやHDDの容量が控え目になっているので、これらをBTOで補えば、より快適かつ安定性のあるPCが組めるだろう。また、ケースの冷却能力やスペース、そして電源容量に余裕があるため、さらに性能の高いグラフィックスカードを選択し、よりきれいな画面でゲームを楽しむという手もある。ミニタワーで最新スペックを満喫できるとは、良い時代になったものだと思う。ミドルタワー未満のサイズでゲーミングPCを探している人は、ぜひ「G-Master Armor」を検討してみてほしい。
■「G-Master Armor」試用機の仕様 | |
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型番 | G-Master Armor |
CPU | Intel Core i7-950(3.06GHz) |
チップセット | インテル X58 Express |
メモリ | 3GB |
HDD | 250GB |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 460 768MB |
ネットワーク | 1000BASE-T×1 |
インタフェース | USB 2.0ポート×6、USB 3.0ポート×2、SPDIF出力ポート×1、PS/2ポート×1、ClearCMOSスイッチ×1、R.O.G.コネクトスイッチ×1、R.O.G.コネクトポート×1 |
サイズ | W196×D426×H430mm |
OS | Windows 7 Professional (64bit) |
付属品 | 電源コード、マニュアル、使用パーツ外箱等 |
価格 | 143,580円(※参考:標準構成で123,800円) |
(マイコミジャーナル広告企画)
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