基本性能の向上、ソフトウェアやサービスの充実によってPCでの地デジ放送の視聴・録画は大幅に進化した。中でもマウスコンピューターの地デジPCはネットと連携して同じ番組を見ている人とコミュニケーションが楽しめるなど、PCならではの新しい視聴スタイルを提案。ラインナップが充実しているのも見逃せない!
ここまで快適になった
PCでの地デジ視聴&録画!
2004年あたりから地デジの視聴・録画に対応したPCは登場しているが、高いマシンパワーと大容量のHDDが必要な上に、録画したPCでしか視聴できないと、当時はさまざまなハードルがあった。しかし、現在ではローエンドのCPUでもデュアルコアが当たり前。PCのスペックが底上げされているのに加え、HDDは大容量化と低価格化が進み、2TBでも1万円を切るのが珍しくないほど。さらに、DVD/BDメディアに録画番組を残せるムーブやダビング10といった規格も確立され、利用しやすい環境が整っている。
それに合わせるように、低価格ノートからハイエンドなゲーミングPCまで幅広いラインナップをそろえるマウスコンピューターでは、地デジに対応するデスクトップPCのラインナップを大幅に拡充。しかも、視聴と録画だけではなく、番組を見ながらコミュニケーションも楽しめる新スタイルを提案している。ラインナップも低価格から、高性能、大画面と目的別に用意しており、ライフスタイルにマッチしたモデルが選べるようになっているのも注目ポイント。さっそくその詳細に迫っていきたいと思う。
高性能、スリム、大画面と
目的に合わせた多彩なモデルを用意
マウスコンピューターが“地デジPC”として今回ラインナップしているのは、すべてデスクトップ型。それだけに快適に地デジが視聴・録画できるのはもちろんのこと、PCとしても優れた性能を持っているのが魅力だ。地デジを見ながら、ブラウザで情報チェック、仕事の資料作りなど、ほかの作業も同時に進行したい、3Dゲームも楽しめるグラフィックス性能がほしい、ハイビジョン映像の編集をしたい、といったニーズにも十分応えられる充実のラインナップとなっている。
さらには、ライフスタイル別に3つのモデルに分けているのも大きなポイントだ。地デジもPCも高性能、高機能な「パーソナルパワーモデル」、場所を取らないスリム型の「マイルームモデル」、迫力の大画面液晶とサラウンドでリビングでも使える「プライベートシアターモデル」の3種類。それぞれセットとなる液晶やPCケース、スペックなどが異なっている。さっそく、それぞれのモデルの特徴を紹介していこう。
高性能が魅力の「パーソナルパワーモデル」
まず最初は「パーソナルパワーモデル」。CPUには、クアッドコアでハイパー・スレッディングや自動クロックアップ機能「ターボ・ブースト」などを備えるCore i5/i7シリーズを採用し、別途グラフィックスカードも搭載。PCケースはミドルタワーで拡張性バツグンと、ネットから3Dゲーム、動画編集まで何でもこなせる高い性能と使いやすさを凝縮しているのが最大の魅力だ。テレビ関連の機能も充実しており、地デジ、BSデジタル、CS110度とデジタル3波の視聴・録画に対応するチューナーを採用。ブルーレイドライブも標準搭載となっているため、録画した番組のBD-R/REへの書き出しも手軽に行える。
さらに、ディスプレイの有無やスペックが異なる4機種をラインナップし、予算に合わせて選べるのもうれしいところ。もちろん、すべてにデジタル3波対応のチューナーとブルーレイドライブが採用されている。BTOを利用すれば、もっと価格を安くできるデュアルコアのCore i3/i5を選択可能と、予算に対する柔軟性も高い。メインとなるモデルは、Core i7を採用し、24型ワイドのフルHD液晶がセットになった「Lm-i722X2-D3B-P24W」となっている。
Lm-i722X2-D3B-P24W |
Lm-i722X2-D3B-P24Wの標準スペック [CPU] インテル Core i7-870 [チップセット] インテル H55 Express [メモリ] 4GB [HDD] 1TB [光学ドライブ] ブルーレイディスクドライブ [グラフィックス] NVIDIA GeForce GT 240/1GB [ディスプレイ] 24型ワイド液晶モニタ(Full HD/16:9) [サイズ/重量] W180×D382×H373mm/約9.47kg [OS] Windows 7 Home Premium(64bit) [標準構成価格] 129,990円