ビジネス用途の実力は十分、SSDで起動も快適

ベンチマーク結果は以下の通り。グラフィックス機能についてはオンボードチップの採用を考えれば妥当な成績といえるだろう。むしろ、他の成績の良さに注目したい。特に、Windowsエクスペリエンス インデックスではグラフィックス関連以外の成績が非常に良い。プライマリハードディスクの結果の良さは、SSDを採用していることが原因だろう。起動時間も約31.44秒と非常に短く、外出先で即座に使いたい場合にも心強い。

FFBench3のLowモードを無限ループさせた場合の駆動時間は1時間21分46秒と特別長いわけではないが、搭載しているバッテリーは6セルで、スペックシート上での駆動時間は約6.3時間。テスト時には搭載されている「省電力マネージャー」で最もパフォーマンスを優先する設定を選択していたため、適切な省電力設定を行えばかなり連続利用時間は延ばせるはずだ。スライドバーで簡単に省電力設定を操作できるので、利用シーンに合わせて設定を変更するのもたやすい。

■Windowsエクスペリエンス インデックス
プロセッサ 6.2
メモリ 5.9
グラフィックス 4.1
プライマリハードディスク 6.9
■PCMark05
PCMark N/A
CPU 6476
Memory 5475
Graphic 2295
HDD N/A
■3DMark06
3DMark 1024
SM2.0 Score 324
HDR/SM3.0 Score 392
CPU Score 2195