CPUにはインテル最新のCore i7 860を採用しメモリは8GBと大容量

次は、スペックに目を向けよう。NEXTGEAR i500PA3は、CPUにCore i7 860を採用。インテル最新のクアッドコアCPUで、実クロックは2.80GHz。仮想的にマルチコアCPUを作る技術「ハイパー・スレッディング」も備え、OSが8つのコアを搭載していると認識し、性能が向上するのも大きな魅力だ。さらに、CPUの動作状況に応じて、自動的に動作クロックを動作させる「Turbo Boost」を搭載。最大で3.46GHzと非常に高いクロックで動作する。マルチコアに対応していないアプリケーションでは、動作クロックの高いデュアルコアCPUのほうが高速に動作することがあり、それがクアッドコアの弱点となっていたが、Turbo Boostによって、それを解消している。また、最近のゲームではマルチコアへの対応が進んでおり、今後はゲーミングPCでもマルチコアCPUが有利になっていくだろう。

このほか、チップセットはインテルのP55 Expressを搭載。DDR3(PC3-10600)のデュアルチャンネル動作に対応しており、本機では最初から2GBが4枚で合計8GBと大容量。OSにも、4GB以上のメモリを扱える64bit版のWindows 7 Home Premiumが採用されており、画像処理や動画編集など大量のメモリを使うアプリケーションで大きな威力を発揮する。

CPUはCore i7 860を採用。実クロックは2.80GHzでTurbo Boostにより、最大3.46GHzで動作する メモリスロットは全部で4基。2GBが4枚と最初から8GBが搭載されている

ゲーミングPCの心臓部といえるグラフィックは、ハイエンド向けの「NVIDIA GeForce GTX285」のSLI構成というゴージャスな仕様。なお、NVIDIA GeForce GTX285は、コアクロックが648MHz、統合型シェーダユニットは240個、グラフィックメモリは1GBとなっている。1枚だけでも、十分に最新3Dゲームを快適に動かせるだけのスペックだ。それだけに最大消費電力は1枚だけで183Wと大きめだが、電源ユニットは850Wとなっており不安はない。

グラフィックはNVIDIA GeForce GTX285が2枚のSLI構成となっている

高解像度でも快適な3D性能を発揮

ここからは、ベンチマークソフトで気になる性能をチェックしていこう。Windows 7の「Windows エクスペリエンス インデックス スコア」では、HDD以外すべて7.5以上。グラフィック関係については、「7.9」の最高値となっている。さすがSLI構成といったところ。ゲームのベンチマークでも、それは証明されている。高いマシンパワーを求める「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」や「バイオハザード5」のベンチマークでも、「100」を超えるFPSを記録。そして注目したいのが、1600×1024ドットと高解像度でもスコアがほとんど落ちていないこと。美しい高解像度で最新ゲームを快適にプレイできる……ゲーマーであるほど非常に魅力的に映るハズだ。

Windows 7の「Windows エクスペリエンス インデックス スコア」
3DMark Vantage
  Score
3D MARK Score P23177
CPU Score 42262
GPU Score 20145
ロストプラネット エクストリーム コンディション
解像度 snow cave
1600×1050 232.0 137.7
1280×720 285.9 139.0
バイオハザード5
1280×720 105.6
1600×1024 100.3
Vana'diel Bench 3
High 6574
Low 10740

数年安心して使えるハイスペックが魅力

約19万円という価格ではあるが、パフォーマンスを考えると安いほど。CPU、グラフィックともに文句無しの性能を持ち、数年間は安心してゲームをプレイできる1台といえる。性能に妥協したくない人にオススメだ。また、BTOにも対応しており、OSをProfessionalのエディションに変更できるほか、CPUには、よりクロックの高いCore i7 870を用意。HDDには2TBの容量もあるほか、高速なデータ転送速度が魅力のインテル製SSDもラインナップ。ゲーミングPCらしく、スムーズな滑りのマウスパッドやボイスチャットに最適なヘッドセットも追加できる。ゲーマー向けのキーボードとマウスも充実しており、入力環境にもこだわれるのがうれしいところ。ぜひ、一度チェックしてみてはどうだろうか。

※写真・ベンチマーク結果は、10月29日貸し出しの構成の結果になります。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
製品名 NEXTGEAR i500PA3
CPU インテル Core i7 860
メモリ 8GB
HDD 1TB
チップセット インテル P55 Express
グラフィック NVIDIA GeForce GTX285/1GB×2(SLI)
ドライブ DVD±R 2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ
OS Windows 7 Home Premium 64-bit
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN
インターフェース USB 2.0×8 (背面×6、前面×2)、11in1+4 マルチカードリーダー
サイズ W190×D495×H435mm
価格 199,920円(税込)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

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価格については、2009/11/20現在の金額です。最新の価格についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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