Windows 7が発売され、これを機会にPCの新調を予定している人も多いだろう。その中で、どうせなら、動画編集から最新の3Dゲームまで快適に楽しめるハイスペックモデルを! と考えているなら注目してほしいのが、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」の最新モデル「NEXTGEAR i500PA3」だ。CPUはCore i7にグラフィックはSLI構成と文句無しの性能。一度使うとやみつきになる快適な1台だ。
光る色を変えられる! ゲーマー心をくすぐる新きょう体
ゲーミングPCのブランドとして、すっかり定着しているマウスコンピューターの「G-Tune」。Windows 7を搭載する最新の「NEXTGEAR i500」シリーズは、CPUCore i5/Core i7、チップセットにP55 Expressとインテル最新の組み合わせを採用し、グラフィックにはGeForceのミドルレンジ以上を搭載しながら、10万円台から購入できるコストパフォーマンスの高さが大きな魅力。今回はシリーズで最上位となる「NEXTGEAR i500PA3」を紹介しよう。
まず、注目したいのは今回のモデルより採用された新きょう体。ゲーマー心をくすぐる流線型のフロントパネルは、美しい光沢仕上げ。面白いのは、電源投入時に点灯するフロント下部のLEDのカラーが選べること。フロント左下のボタンで切り替えが可能で、ブルー、レッド、シアン、イエロー、マゼンダの5色が用意されている。部屋の雰囲気や気分によって、手軽に変えられるのが楽しい。
小型化しながら冷却力と拡張性を向上
内部構造にもこだわりが感じられる。従来のモデルよりも小型化しながら、拡張性は向上しており、SLIやCross FireなどマルチGPUの搭載をサポート。最上位モデルでは、実際にNVIDIA GeForce GTX285を2枚搭載するSLI構成となっている。今までマルチGPUは、G-Tuneのフラグシップモデルである「MASTERPIECE」シリーズのみの対応だっただけに、これはうれしい人も多いだろう。
ハイエンドな構成では、冷却性能が気になるところだが、その点でも充実している。左のサイドパネルにはCPUに空気を送り込むパッシブダクトのほか、GPU部分も通気口が用意され、新鮮な空気を取り込めるようになっている。リアには12cm角の大型ファンを搭載と、排気も万全だ。さらに、エアフローを効率化するため、配線も美しくまとめられている。NVIDIA GeForce GTX285を2枚動作させるには、4つのGPU用電源ケーブルが必要となるが、それもエアフローを妨げないようにうまく処理しており、非常に関心した。
パーツ干渉を防ぐ内蔵3.5インチベイもポイントだ。HDDが横向きになる設計を採用し、奥行きの長いGPUを搭載しても、ベイに干渉しないようになっている。実際、NVIDIA GeForce GTX285を搭載しても、まだ奥行きに余裕がある。ただ、ちょっと残念なのは内蔵3.5インチベイをはずすには、フロントパネルをはずし、ベイを固定するネジを取る必要があること。HDDの増設だけは、少々手間だ。なお、5インチベイ、3.5インチベイ、内蔵3.5インチベイとも空きがあるため、後からのパーツ増設も可能となっている。