Lenovoオンラインストアの歩き方

メーカー系のWebサイトと言えば、そのメーカーが提供する製品の情報を得られるサイトとして、ユーザーから便利に利用されているのではないだろうか。今回紹介するレノボ・ジャパンのWebサイトも、そうしたサイトの1つだが、単なる製品情報だけでなく、製品のサポート情報やショッピング情報などもシームレスにアクセスできるユニークな作りになっている。

レノボと言えば、世界的なノートPCのブランドであるThinkPadシリーズや、個人向けのIdeaPadなどを販売する世界トップクラスのPCメーカーとして知られる。中でもThinkPadシリーズは堅牢性や安定性などで高い評価を受けており、法人のみならず、PCをよく知る個人ユーザーにも熱い支持を受けている。

今回はそのレノボ・ジャパンのWebサイトの便利な使い方などについて説明していきたい。

■Lenovoオンラインストアの歩き方: 目次
(1)	レノボ製PCの多彩な情報を入手できるレノボ・ジャパンのWebサイト
(2)	レノボ・オンラインストアでレノボ製PCの詳細情報をチェック
(3)	オンラインストアで購入すれば、"あなた色"のThinkPadにカスタマイズが可能に
(4)	広告限定ストアで割引クーポンをゲットしてさらにお得なお買い物を

レノボ製PCの多彩な情報を入手できるレノボ・ジャパンのWebサイト

レノボ・ジャパンのWebサイトは、レノボ・ジャパンの総合的な情報を提供するサイトになっており、製品のサポート、会社情報、レノボ製PCに関する情報など、多彩な情報を入手することができる。アクセスするにはまずホームページ(リンクはこちら)へアクセスする。ホームページでは、詳しい情報に簡単にアクセスしやすいようになっており、製品情報、お客様別情報、サポート、リソース、ニュースという各ページにアクセスして、さらに詳しい情報を得ることができる。

製品情報では、レノボ・ジャパンが販売するレノボ製PCの製品情報を入手することができ、お客様別情報ではユーザーの種類(個人か法人かなど)別に対応する製品の情報を入手することができるようになっている(これらに関しては本稿の後半で詳しく解説する)。

3つめのサポートのページでは、レノボ製PCを購入した後の情報を様々得ることができる。例えば、ダウンロード&ドライバのページ(リンクはこちら)では、自分が購入したPCの最新版ドライバなどを検索し、一覧として表示することができるようになっている。エンドユーザーにとって嬉しいのは、もともとプリロードされていたOSだけでなく、サポート対象となっているOSであれば、ダウンロードしてできるようになっている点だ。例えば、Windows Vista BusinessがプリロードされたPCを購入したのだが、様々な要因でWindows XP Professionalへダウングレードしたいということであれば、こちらのページからダウンロードして導入することができる。他のPCメーカーの場合、プリロードされたOSしかサポートされないことがほとんどだが、こうしたニーズにも応えてくれるのは嬉しいところだ。

さらに、ちょっとマニアックだが、マニュアルのページ(リンクはこちら)からは保守マニュアルというマニュアルもダウンロードできる。この保守マニュアルは、本来であればサポート要因が利用するような、ノートPCの分解手順や部品の交換方法などについての説明がされている。保証期間内であれば、サポート電話窓口に電話して修理してもらうのが筋だが、例えば保証期間が終了した後で、HDDが壊れたので自分で交換したい、といったことも、この保守マニュアルを参照すれば確実に行うことができる(もちろんその場合は自己責任においてということになるので注意)。一般的なPCメーカーであれば、こうした情報は公開されないことがほとんどであるので、こうした情報公開が徹底している姿勢は評価に値するだろう。

リソースのページではThinkPadなどレノボPCに関する最新の情報を得ることができる。例えば、品質テスト(リンクはこちら)のページでは、ThinkPadシリーズの品質を維持するためにどのようなテストが行われているのかを紹介している。レノボが"拷問テスト"と呼ぶ、液晶の開閉テストや落下試験などの様子を動画で確認することができる。これからThinkPadを購入しようと考えているなら必見のコンテンツだ。この他にも、ThinkPadを開発している神奈川県大和市にある大和研究所で日々ThinkPadの研究開発を続けている開発者のblog(リンクはこちら)なども、どのようなフィロソフィー(哲学)でThinkPadが作られているかを理解する上で役に立つだろう。

ニュースページ(リンクはこちら)では、レノボ・ジャパンから発表された最新のプレスリリースを参照することができる。筆者のような報道の仕事に携わるものにとってよくお世話になるページだが、一般のユーザーも全く同じ情報にアクセスすることができる。さらに、アナウンスメント用写真のページでは実際に雑誌などにも利用されるような高解像度の製品写真をダウンロードすることも可能になっており、最新機種の情報などにいち早く触れたいユーザーであれば要チェックだ。