手の届きやすい価格帯のノートPCというと、デスクトップPCを使い慣れたユーザーから見た場合性能面に不安があるかもしれないが、dv6i/CTについてはその心配もない。CPUは最小構成時でもCore 2 Duo P8600(2.40GHz・L2キャッシュ3MB)を搭載しており、これでも十分パワフルだが、さらに上を求めるユーザーにはCore 2 Duo T9550(2.66GHz・L2キャッシュ6MB)という選択肢も用意されている。

メモリスロットは2スロットで、購入時には2GB(2GB×1)または4GB(2GB×2)が選択できるが、最大で8GB(4GB×2)まで搭載可能で、数年後まで見越してもメモリ不足で困ることは考えられない。大容量メモリをフルに利用できる64bit版のWindows Vistaも対応OSに含まれ、ドライバが提供されているので、ハイビジョン対応ビデオカメラで撮った動画の編集をしたいといった用途にも十分応えられる。

2つのメモリスロットに4GBずつ、最大で計8GBものメモリを利用可能。ちなみに、メモリスロットのカバーを留めているネジは、ゆるめてもカバーから外れない構造になっている。このような作業性の良さを高めるちょっとした工夫も見逃せない

そして、この価格帯のノートPCではチップセット内蔵グラフィック機能を使うことが通例な中、Pavilion Notebook PC dv6i/CTではグラフィックチップとしてATI Mobility Radeon HD 4530を内蔵している。512MBの専用メモリを搭載しており、メインメモリとの共有で1GB以上の広大なビデオメモリを利用できる。グラフィックチップの支援によりWindows Vista自体の動作や動画再生がより快適になることはもちろん、3Dグラフィックを使用したゲームなどを楽しむこともできる。

主要ベンチマークソフトを実行してみた結果でも、特にグラフィック関連のテストにおいて、チップセット内蔵グラフィックでは得られない高いスコアを記録していることがわかる。

PCMark05 Build 1.2.0 6358 PCMarks
3DMark06 Build 1.1.0 (1280×768) 3476 3DMarks
FINAL FANTASY XI Official BenchMark 3 Low 8964
High 5808
Superπ for Windows Ver 1.1 104万桁 17秒
(Core 2 Duo T9550、メモリ4GB搭載モデルにおいて)

また、忘れてならないのがキーボードにテンキーを備えているところ。もちろんExcelなどを使うときに入力作業が大幅に楽になるというメリットがあるが、ゲームの操作でもテンキーは多用される。この点でも、ゲームを楽しもうと考えている人に向いたマシンであると言える。

数字の入力やゲームにも便利なテンキーを装備したキーボード。QWERTYキー部分のキーピッチはデスクトップPC用キーボードと同じ19mm

大型ノートならではの拡張性

そのほか、大きさに余裕のある大画面ノートPCだけあって、拡張性も充実している。USBポートは左右それぞれ2ポートの計4ポートを装備。うち1ポートは外付けHDDなどに対応するeSATAポート兼用となっており、大容量・高速のHDDを接続して使うことができる。HDMI(1.3b)端子が用意されているのも特徴で、ケーブル1本の接続でPC内の動画や写真を大画面テレビに映し出すことができる。購入時のカスタマイズでBlu-ray Discドライブを選択すれば、Blu-rayプレイヤーとしても利用できるわけだ。

USB4ポート、HDMI端子など充実した拡張端子群

前面右端には2個のヘッドフォン端子とマイク入力端子を備える

本体側面にはSD/SDHCメモリーカード、メモリースティック/PRO、xD-ピクチャーカードなどに対応したメディアスロットを備えており、デジタルカメラで撮影した画像を簡単に取り込めるほか、ビデオカメラを接続するIEEE1394ポートも用意されている。また、ディスプレイ上部にはWebカメラを内蔵しているので、メッセンジャーソフトでのビデオチャットなどもこの本体だけで行える。プリインストールされているソフト「HP MediaSmart」から、HPのオンライン写真サイト「Snapfish」への画像のアップロード、YouTubeへの動画の投稿をすることも可能だ。また、指紋センサーを備えており、ログイン等の操作を簡単に行うことができる。家族で1台のマシンを共有して使うときなどにも便利だ。

VGA解像度のWebカメラや指紋センサーも標準搭載している

もちろん、無線LAN(IEEE802.11a/b/gおよびドラフトIEEE802.11n準拠)およびBluetooth通信機能を内蔵しており、ワイヤレスでインターネットに接続できるほか、Bluetooth対応のマウス等周辺機器を利用できる。

オールマイティに使えるポテンシャルがこの価格で

以上見てきたように、日常の中にとけ込む高いデザイン性と、メインマシンとしての使用にも十分性能を兼ね備えるのがPavilion Notebook PC dv6i/CTである。普段のインターネットから動画編集やゲームまで、メインマシンとしてオールマイティに使えるポテンシャルがこの1台に詰まっている。そして、最小構成で8万円を切り、かなりのカスタマイズを加えても10万円台前半で収まる価格が、なお魅力を高めている。

サマーチョイスキャンペーンのお知らせ

6月26日より、Pavilion Notebook PC dv6i/CTをさらにお得に購入できる「サマーチョイスキャンペーン」が始まった。最小構成価格が69,930円と一層安くなったほか、メモリを2GBから4GBへ無料でアップグレード可能。加えて「Office Personal 2007+PowerPoint」も特別価格で購入できる。また、OSにWindows Vista Home Premiumを選択すれば、次期バージョン「Windows 7」の発売後に無償でバージョンアップ版が提供される。
キャンペーンの詳細はこちら
OS Windows Vista Home Basic / Windows Vista Home Premium
オフィス なし / Microsoft Office Personal 2007 / Microsoft Office Personal 2007 with PowerPoint 2007
CPU Core 2 Duo P8600 / Core 2 Duo T9550
チップセット インテル PM45 Express
メモリ 2GB(2GB×1) / 4GB(2GB×2) (最大8GB)
HDD 250GB / 320GB / 500GB(シリアルATA 5,400rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ / ブルーレイROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)
LAN 1000Base-TX対応
無線LAN インテル WiFi Link 5100(IEEE802.11a/b/g、ドラフトIEEE802.11n)
Bluetooth Bluetooth2.0+EDR
グラフィックス ATI Mobility Radeon HD 4530
ディスプレイ 16.0インチワイドTFT WXGAウルトラクリアビューカラー液晶ディスプレイ(1,366×768 / 最大1,677万色)
拡張カードスロット ExpressCard×1(ExpressCard/34またはExpressCard/54モジュール対応)
オーディオ機能 Intel HighDefinition Audio準拠、ALTEC LANSINGステレオスピーカー、SRS Premium Sound
サイズ 378×256×35.5~45mm
質量 約3.0kg

※価格については、記事掲載日現在のものです。最新の価格については日本HPのサイトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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