シンプルだが十分な拡張性も確保
コンパクトなミニノートにとって、機能を拡張するためのポート類は重要な存在だ。例えば光学ドライブを持たないミニノートは、その接続にUSB2.0ポートを使用する。また、ミニノートを据え置きでゆったり使おうと思えば、キーボードやマウスを接続して使いたい場合もあるだろう。
では、このNa01 miniの場合はどうだろう。まず背面を見ると有線LAN、100BASE-TX/10BASE-T対応のEthernetポートが用意されている。ACアダプタの接続ポートも背面にあり、据え置きで使用する際に、邪魔にならないような配置になっている。
正面から見て右側面にはUSB2.0ポートが2つ、さらにD-SUB 15ピンのアナログVGAポート、サウンド入出力を行うマイクイン、ヘッドフォンアウトのミニジャックが並ぶ。なお、電源スイッチも右側面にあり、ちょうどヒンジの飾り部分に組み込まれている。電源スイッチは少し引っ込んだような構造になっており、誤操作などの心配もない。
背面には右にACアダプタの接続ポート、左に100BASE-TX/10BASE-T対応のEthernetポートがある。ケーブルを接続して使用する際、邪魔にならないようなレイアウトを考えたのだろう | 正面から見て右側面にはUSB2.0ポートが2つ、D-SUB15ピンのVGAポート、サウンド入出力ポートが並んでいる |
正面から見て左側面にはUSB2.0ポートが1つ、さらにメモリカードスロットが用意されている。メモリカードスロットはリーダー/ライターとして機能するもので、SDカード、マルチメディアカード、メモリースティック対応だ。デジタルカメラの画像などを取り込むのに活用できる。
正面から見て左側面。USB2.0ポートが1つと、マルチに対応するメモリカードスロットが用意されている | メモリカードスロットはSDHCなどに対応しており、デジタルカメラなどからデータを取り込む時に重宝する |
なお、標準バッテリはリチウムイオン、4セルタイプで容量は4400mAh。カタログスペックとしては、約3.2時間の駆動が可能とされている(JEITA測定法)。また、ACアダプタは非常に小型軽量で、ケーブルを合わせてもわずか213gしかない。
ほかにも同機種は、HDD、メモリモジュールへ簡単にアクセスできるという点が大きな魅力となっている。コアなユーザであれば自己責任でHDDをSSDに交換したり、容量アップするといったことも容易に行えるのである。
使い勝手が良く、シンプルで飽きのこないデザインのNa01 mini。気になる価格は、基本構成の場合、税込で5万円を切るというからうれしい。ますますニーズが高まりそうなミニノート市場において、同機種がトピックになることは間違いないだろう。
その他の注目ポイント
このようなミニノートは持ち歩く機会も多いはずなので、こうしたオリジナルのネットワーク切り替えツールが用意されている | オリジナルのシステム診断ツール。「トラブルかな?」と思ったら、まずはこのツールを使ってみるといい |
標準スペック
型番 | Endeavor Na01 mini |
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OS | Microsoft Windows XP Home Edition SP3 正規版 |
CPU | インテル Atom プロセッサ N270 |
メモリ | 1GB(1GB×1) |
HDD | 160GB(SATA 5400rpm) |
グラフィック | インテル 945GSE Expressチップセット内蔵3Dグラフィックス |
ディスプレイ | 10.2型 WSVGAカラー液晶 |
LAN | 100Base-TX/10Base-T対応 802.11b/g対応 |
インタフェース | USB2.0×3(右側面×2、左側面×1)、VGA:ミニD-SUB 15ピン×1、ヘッドフォン出力(ステレオ)×1、マイク入力×1、3in1メモリカードスロット(SDカード、マルチメディアカード、メモリースティック対応) |
サイズ | W266×D184.7×H39mm(突起部を除く) |
重量 | 約1.28kg(バッテリ含む・基本構成時) |
価格 | 46,800円(税込)~ |
※価格については、2008/11/21現在のものです。最新の価格についてはエプソンダイレクトのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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