顔キメビデオで人物をきれいに撮る『HDR-CX12』

では、今回「type F」と一緒にお借りした“ハンディカム”『HDR-CX12』について見てみよう。『HDR-CX12』は、動画撮影時に被写体を追い続ける「顔検出機能(顔キメビデオ)」を搭載。顔を検出して、人の顔を自動的に検出して、くっきりとした画質に改善する機能だ。たとえば、ピント調節や肌色を抽出して美肌にコントロールしたり、逆光を感知して自然な明るさに調節したり、人物や背景もきれいに写るようにフラッシュ発光を行うことなどができる。

まぶしい屋外でもくっきり見える2.7型「クリアフォト液晶プラス」は、従来のハイブリッド液晶と比較して、色再現範囲、画素数、コントラストすべて1.6倍。くるっと180度回せる液晶パネルは、タッチパネルの簡単操作で閲覧、編集できる

「電源/モード切り換え」スイッチの左側にある「クイックオン」ボタンを押すと、スリープモードに入り、再度押すと、約1秒で高速起動するから、サッと構えてすぐに撮影できる

スマイルシャッターで笑顔の瞬間を簡単撮影

また、「ハイ、ソニー。」のCMでおなじみの、笑顔を捉えてシャッターを切れる「スマイルシャッター」機能も搭載。録画中に笑顔を捉えて2写真を自動撮影できるようになった。くるくる変わる気まぐれな子供の表情から、瞬間的に見せた笑顔を捉えて撮影できるうれしい機能だ。スマイルシャッター機能には、被写体が大人か子供かを自動認識して、どちらを優先して撮影するかを選択できる「おとな優先/こども優先」モードや、微笑みから大笑いまで、スマイルの種類を3段階のスマイル検出感度で設定可能だ。

HDR-CX12』は「顔検出機能(顔キメビデオ)」搭載により人の顔を自動検出して追いかける(写真左)。また、録画中でも、笑顔を捉えて2写真の自動撮影が可能な「スマイルシャッター」機能も搭載。豊かな表情を捉える機能が充実している。スマイル検出感度は「高(微笑み程度)」「中(普通の笑顔で感知)」「低(大笑い状態)」の3段階が設定可能だ

「VAIO Movie Story」で手軽にムービー作成

撮影したデータは付属の“メモリースティック PRO デュオ”(8GB)に保存されているから、パソコンへの取り込みはメディアを「type F」の“メモリースティック”スロットに挿入すればよい。取り込みは、『HDR-CX12』付属の動画管理ソフト「Picture Motion Browser」を使って取り込めるが、今回は動画や静止画の転送ソフトウェア「ClickToDisc」の「おまかせ転送」を使って取り込みをしてみた。設定するのは取り込み元のドライブと取り込み先のみ。[取り込み開始]ボタンをクリックすれば、ハードディスクへの転送は完了する。

取り込み元のドライブと、取り込み先のフォルダを指定して[取り込み開始]ボタンをクリックすると、コピーが開始される。初期設定では、Cドライブの[ビデオ]フォルダに日付の名前で作成されたフォルダとして保存される

今回は編集に自信がなくても高度なムービーがスピーディーに作成できる「VAIO Movie Story」を使ってビデオ作品を作成してみた。作成手順は非常にシンプル。ムービーに使う素材を選んでテンプレートを選択するだけである。素材を選択する際、顔アップの素材を強調表示する機能を使えば、悩まず、直感的な操作だけでムービーが作成できる。

ムービー作成ソフトウェア「VAIO Movie Story」の画面。[素材の追加]ボタンをクリックして、左側の一覧に素材を追加し、テンプレートを選択するだけでムービーが作成できる

書き出しは「VAIO Content Exporter」で行われる。書き出し先に[ファイル]を選択すると、右の写真に示す形式で書き出せる。[ディスク]では、DVD、ブルーレイディスク、[機器・メディア]では、PSP、“メモリースティック”に書き出せる

設定した内容をもとに、画像のズームインやカットなどの効果が挿入されてムービーが作成される。ムービーに使用する音楽は自分で指定することも可能だ

「顔検出機能(顔キメビデオ)」や「スマイルシャッター」搭載により、豊かな表情を逃さず撮影できる“ハンディカム”『HDR-CX12』は、画像劣化のない光学式手ブレ補正機能や、タッチパネルで行える再生、編集など、優しくわかりやすい機能が搭載されているため、デジタルビデオカメラの初心者にもってこいの1台である。また、ハイビジョンに必要な画素数(1920×1080ドット)の3.6倍以上の情報から映像を作り出すことのできる「クリアビッドCMOSセンサー」や、映像エンジン「BIONZ」搭載など、ハイビジョン映像の美しさにこだわる先進技術も搭載しているため、ハイビジョン対応のビデオの買い替えを検討している人にもオススメできる。16:9の新ワイド液晶を搭載したVAIO「type F」[FWシリーズ]と合わせて使えば、充実したハイビジョンライフが楽しめること請け合いだ。

標準スペック (VAIO「type F」[FWシリーズ])

型番 VGN-FW90NS・FW90S・FW90HS(※5)
OS Windows Vista(Business / Home Premium / Home Basic) SP1 正規版
プロセッサー インテル Core 2 Duo T9600 / T9400 / P8600 / P8400
ディスプレイ 16.4型ワイド(16:9)WXGA++(1600×900)
 [クリアブラック液晶](リッチカラー) /
 [クリアブラックLE液晶]
グラフィックアクセラレーター (※6) ATI Mobility Radeon HD 3470 / インテル グラフィックス・
メディア・アクセラレーター4500MHD(チップセットに内蔵)
ハードディスク 約400GB(4200回転/分) / 約300GB(4200回転/分) /
約250GB(5400回転/分) / 約200GB(7200回転/分) /
約200GB(5400回転/分) / 約160GB(5400回転/分)
ドライブ ブルーレイディスクドライブ (DVDスーパーマルチ機能
搭載) / DVDスーパーマルチ・BD-ROM一体型ドライブ /
DVDスーパーマルチドライブ
内蔵テレビチューナー 地上デジタル×2 (※7) / なし
ワイヤレスLAN IEEE 802.11a/b/g/n搭載
Webカメラ《MOTION EYE》 搭載
バッテリー駆動時間 約3時間~4.5時間 (※8)
サイズ テレビチューナー搭載時:
 約W384mm×H29mm(最厚部42mm)×D261mm
テレビチューナー非搭載時:
 約W384mm×H29mm(最厚部37mm)×D261mm
質量 約3.1kg (※7)
価格 129,800円(税込)~

※5:OSにWindows Vista Business(SP1)正規版を選択すると「VGN-FW90NS」、Windows Vista Home Premium(SP1)正規版を選択すると「VGN-FW90S」、Windows Vista Home Basic(SP1)正規版を選択すると「VGN-FW90HS」になります。 ※6:ディスプレイで「[クリアブラック液晶](リッチカラー)」を選択すると、グラフィックアクセラレーターは「ATI Mobility Radeon HD 3470」、「[クリアブラックLE液晶]」を選択すると「インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター4500MHD(チップセットに内蔵)」となります。
※7:内蔵テレビチューナーで「地上デジタル×2」を選択する際には、ディスプレイに「[クリアブラック液晶](リッチカラー)」、グラフィックアクセラレーターに「ATI Mobility Radeon HD 3470」、OSは「Windows Vista Home Premiun(SP1) 正規版」、メモリー2GB以上を選択する必要があります。
※8:バッテリー駆動時間や質量は仕様によって異なります。

標準スペック(“ハンディカム”『HDR-CX12』)

型番 HDR-CX12
イメージセンサー 1/3.13型クリアビッドCMOSセンサー
記録画素数 静止画時最大1,020万画素相当
総画素数 566万画素
有効画素数 動画時: 381万画素(16:9時) /286万画素(4:3時)
静止画時:381万画素(16:9時) /508万画素(4:3時)
レンズ カール ツァイス「バリオ・ゾナーT」レンズ
ズーム 光学12倍
フォーカス 自動/手動(ダイヤル・タッチパネル)
F値 F1.8~3.1
f(焦点距離) f=4.9~58.8mm
液晶モニター 2.7型(16:9)/21.1万ドット クリアフォト液晶プラス
映像記録 HD画質:MPEG4 AVC/H.264 SD画質:MPEG2
音声記録 ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタル2ch(ズームマイク連動)
対応記録メディア “メモリースティック PRO デュオ”、
“メモリースティック PRO-HG デュオ”(1GB以上推奨)
サイズ 約W69×H67×D129mm(バッテリー装着時:約W69×H67×D131mm)
質量 約370g
価格 128,000円(税込)
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価格については、2008/09/03現在の金額です。最新の価格についてはソニースタイルのサイトにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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