Vistaの動作から最新ゲームまでオールラウンドに対応できるパーツ群
それでは、注目の内部パーツ群を詳しく見ていこう。マザーボードにはFSB1066MHz、そして2008年登場予定の45nmCPUに対応している、インテル P35 Expressチップセットを搭載。将来性の面でも安心だ。空きスロットはPCI-Expressx1が3基、PCIスロットが2基。 CPUには、4つのコアを備えたインテル Core 2 Quad Q6600。マルチコア対応ゲームや、動画のエンコードにおいて高いパフォーマンスを示すほか、日常の作業でももたつきを感じることなくWindows Vistaを利用できる。 メモリは、1024MB×2+512×2の3072MB(3GB)を搭載。32ビットOSでは実際の使用可能メモリ量は3.2GB前後が限界となるので、64ビットOSに移行しない限り、このままで使い続けられる。
そしてグラフィックカードは、注目のNVIDIA GeForce 8800GTだ。DirectX 10対応の最新ゲームも難なく動かすことができる高パフォーマンスを誇るほか、第2世代のPure Video HDを搭載しており、高解像度の動画再生にも強い。その分発熱も多めなので、グラフィックカード直下の拡張スロットを使用するのは避けたほうがよいだろう。またカード長が長く、マザーボードの横幅を超えているため、グラフィックカードのすぐ後ろの3.5インチベイにHDDを追加する場合は一度取り外し、ケーブリングを工夫する必要がある点は覚えておこう。 電源は、ハイエンドビデオカード用の補助電源コネクタを備えた500Wのものが搭載されている。これだけ容量があれば、増設で困ることは当分ないだろう。また、内部SATAポート、USBポートともに一つずつしか使用されていないため、拡張には余裕がある。
メモリスロットはDDR2-PC6400の1024MB×2と512MB×2で埋まっている。ともにADTECのPQI製チップを採用。32ビットOSを使居続ける限り、このままでOKだ | 非常に高いパフォーマンスを誇る、GeForce 8800GT 512MBを搭載。試用機ではLEADTEC製が採用されていた。起動時の一瞬のみ最高速でファンが回るため風切音が耳につくが、OS起動後はとても静かだ |
HDDの容量は500GB。試用機ではWestern DigitalのWD5000AAKSを搭載している。グラフィックカードが長いため、HDD増設の際はケーブルの取り回しに配慮しよう | 空きSATA端子×4、空き内部USB端子×3と拡張性は十分。ただし、Marvell 88SE6111チップによる追加の空きSATA端子は、グラフィックカードの下に配置されているため使用できないことを覚えておこう |
最新のゲームも余裕で動かせるパワー
実際にゲームのベンチマークを動かし、最新のパーツのパワーを体験してみよう。まずは、Windows エクスペリエンス インデックスのスコアからチェック。最も低いサブスコア=基本スコアの段階で、5.5という極めて高い数値、その次がハードディスクの5.7となっており、CPUとグラフィックス2項目については最高値の5.9をマークした。これならばVistaの動作で困ることは全くないどころか、余裕をもって使用できる。
続いてカプコンの「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」でFPSを見てみよう。このゲームはDirectX 10に正式対応し、またマルチコアCPUに最適化されているため、数値が楽しみなところだ。アンチエイリアス8×、848×472でのFPSは、なんと「Snow:111、Cave:77」という結果。解像度を上げて1280×720でも「Snow:56、Cave:70」と、まだまだ余裕がある。そこそこの解像度でもたつきを感じることなど全くないだろう。 次に、DirectX 9世代のパフォーマンスを見るために、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XI」から「Vana'diel Bench 3」を試してみよう。結果は「High:7258」という数値。最高ランクである「計り知れないPC」という評価を得ることができた。 最後に、定番の3DMarkの数値も測っておこう。結果は「12215」。どのベンチマークをみても数値は軒並み高く、最新のゲームでも快適に安心して遊ぶことができる。
Windows エクスペリエンス インデックスの基本スコアは5.5と非常に高い。ゲームに重要なCPUとグラフィックス2項目は最高値の5.9だ | CPU、グラフィックスを酷使する「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」でも、快適に動作させられる |
PCで快適な時間を過ごしたいすべての人にオススメ
このように「MDV-ADVANCE ST 4900X2」はパフォーマンス、拡張性、デザインと3拍子揃ったオールラウンドなPCとなっている。さらにこのPCが、14万円以下という価格から購入できるのだから驚きだ。本機は、ゲームやビジネス用途をはじめ、Windowsを利用するすべての用途で快適な動作を保証してくれる。もし製品選びに迷ったら、ひとまずこのマシンを購入しておけば間違いないだろう、今冬のオススメの一台となっている。
標準スペック
型番 | MDV-ADVANCE ST 4900X2 |
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CPU | インテル Core 2 Quad Q6600 |
HDD | 500GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce 8800GT/GDDR3 512MB |
OS | Windows Vista Home Premium |
価格 | 134,820円(税込)~ |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格については、2007/12/26現在の金額です。最新の価格についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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