指先に心地よいレーザー刻印キーボード

キーボードは幅約17mmと比較的余裕もあり、打鍵には疲れを感じない。キーストロークは約2mm。もう少し高さが欲しいところだが、本体の薄さをこれだけ追求した上で、これ以上の要求は酷というものだろう。また、キーボードの印字は、磨耗性に強いレーザー刻印を採用。触れてみると指先に軽く凹みを感じて心地よい。これは使い込むうちに消えていくものであろうが、しばらくは感じていたい感触である。

さて、キーボードといえば、type Gシリーズではキートップからカナ表示を排除した「日本語配列(カナ無し)」キーボードが選択できるようになった。これはtype Gシリーズだけの仕様で、他のモデルにはない独自のカスタマイズオプションである。

カナ表示を排除して、すっきりしたデザインの「日本語配列(カナ無し)」キーボード。type Gシリーズ独自のカスタマイズオプションだ。ほかにも「日本語配列」、「英字配列」が選択できる。

堅牢性はどうなのか

市場調査によると、たとえば車で移動する営業マンは、後部座席にモバイルPCを放りこんで運転席へ向かうなど、モバイルPCのユーザーは思いのほか手荒にPCを使っているということがわかったという。また、あまりにも薄く軽いため、満員電車内での損傷が心配な人もいるだろう。 type Gシリーズでは、日常的に起こりうる落下・衝撃・圧迫事故を想定した各種の試験が行われ、強化策がとられている。試験には、本体一点に連続して加重をかける「一点加圧試験」、満員電車を想定した「平面加圧振動試験」、「落下試験」などがある。これらの試験の様子はWeb上でも公開されているので、興味がある人は訪れてみるといいだろう。

「G-TEST ROOM」

本体にはハードディスクドライブを衝撃から保護する「VAIOハードディスク プロテクション」がある。基準値を超える衝撃が加わると、ヘッドを退避してディスクの損傷を防ぐ。とっさの時の防御機構として設定しておきたい。

側面をすべて多面体で構成して「くの字」にした「多面体デザイン」。デザイン的な美しさだけでなく、コネクタにアクセスしやすく、基板や液晶を保護する役割も担っている。

※これらはソニー独自の規格に基づいて行われている試験であり、無破損・無故障、HDDのデータを保証するものではないため、やはり普段から注意して使うに越したことはない。

法人ならではの安心サービス

法人モデルには、出張修理でビジネスのロスを最小限にする「オンサイト修理サービス」、購入の検討から購入、運用、買換までをトータルサポートする「VAIO法人向けサポートプログラム」など、法人ならではの充実したサービスが設けられているので、よく検討するとよいだろう。

決め手は小さく・軽く・タフであること

モバイルPCを買うときに決め手となるのは、やはり、小さく・軽く・タフであること。ふだん持ち歩くことを想定すると、この3つの要素は譲れない。そのすべてに応えて余りあるのがVAIO type Gだ。

標準スペック

型番 VGN-G1AAPS
OS Microsoft Windows XP Professional
グラフィック チップセット内蔵
ディスプレイ 12.1型 XGA TFTカラー液晶
サイズ W277mm×H23.5(最厚部25.5)mm×D215mm
重量 約898g~約1,153g(バッテリーパック装着時)

カスタマイズスペック(構成例)

カラー ブラック
CPU Intel Core Solo U1400
メモリ 1GB
HDD 約40GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ワイヤレスLAN / Bluetooth機能 搭載
FeliCaポート なし
Bluetoothヘッドセット なし
指紋センサー なし
TPMセキュリティーチップ なし
キーボード 日本語配列(カナ無し)
バッテリー 軽量バッテリー
プライバシーフィルター なし
ワープロ・表計算ソフト なし
ビジネスお役立ちパック なし
法人向け3年間保証サービス ベーシック
価格 230,800円(2007/08/13現在)

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

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※価格については、2007/08/13 現在のものを表示しています。最新の価格についてはソニースタイルのサイトでご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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