Googleは26日、7インチのディスプレイを備えたAndroid OS 4.3搭載タブレット「Nexus 7 (2013)」を日本国内で発売すると発表した。同日、都内で記者発表会が開催され、Googleエンジニアリングディレクターのクリス・ヤーガ氏が登壇。新型Nexus 7の特長について説明した。Nexus 7 (2013)は28日よりGoogle Playおよび全国の家電量販店などで発売する。
新型Nexus 7の発売対象国は米国、カナダに次いで日本が3番目の国となる。3モデルが用意されており、16GB Wi-Fiモデルが2万7800円、32GB Wi-Fiモデルが3万3800円、32GB LTEモデルが3万9800円。32GB LTEモデルの発売は9月中旬を予定している。ちなみにLTEモデルでは、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、イー・アクセスの提供している対応SIMが利用できるという。記者発表会の冒頭、Googleのクリス・ヤーガ氏が登壇して挨拶を行った。
新型Nexus 7は7.02インチ(1920×1200ドット)ディスプレイを採用したタブレット端末。ハードウェアはASUS製で、プロセッサには1.5GHzのクアッドコアCPU(Snapdragon S4 Pro APQ8064)を搭載、RAMは2GBとなっている。OSには7月24日にリリースされたばかりのAndroid 4.3(Jelly Bean)を採用。「制限付きプロフィール」機能により、家庭や職場などの利用シーンや端末の利用者にあわせてアクセスするアプリをコントロールできる。
サイズは約200(H)×114(W)×8.65(D)mm、重さは約290g(Wi-Fiモデル)。旧モデルと比べて同じディスプレイサイズながら1.8mm薄くなり、50g軽くなった(Wi-Fiモデル)。ピクセル密度は323ppiに向上。