人気のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にTwttier、Facebook、Google+があります。これらの3大SNSは一様に同じというわけではなく、つぶさに見ると違いが見えてきます。その違いを理解することで、うまく使い分けをすることができるようになるはずです。今回は、各SNSの特徴と使い分けのコツについて解説していきます。
Twitter・Facebookの良いところ取りで生まれたGoogle+
「Google+」と他の人気のSNS、Twitter・Facebook。このうち一番早く誕生したのはFacebookです。2004年2月に学生専用のSNSとして誕生しました。2009年5月には先行していたMySpaceを抜き、世界最大のSNSとなっています。元々「Facebook」には「学生年鑑」という意味があり、リアルな人間関係のオンライン版として生まれたことが分かります。
一方のTwitterは、これよりも遅い2006年6月、Facebookに対する不満を埋めるようにして誕生しました。Facebookでは難しい友達のリアルタイム情報を得たり、友達関係を超えた情報が得られる場として広がったのです。
Google+は、最後発となる2011年に誕生しました。最後発であるからこそ、Google+はFacebook・Twitterの不満を解消し、良いところを取り入れた形のサービスとなっています。それが、様々な機能にも現れています。
Google+、Twitter、Facebook特徴比較
では、ここから具体的にGoogle+、Twitter、Facebookの3つのサービスを比較していきましょう。
- 匿名か実名か
Facebookは実名性であり、一人一アカウントとなります。一方のTwitterは匿名で複数アカウントも可能であり、対極的な存在です。
Google+は、実名でなければアカウント停止とされていました。しかし規約が変わり、多少規約が緩やかになりました。明らかなハンドルネームなどはやはり禁止されていますが、実名以外はアカウント停止というわけではなくなっています。
- 文字制限と表現方法
Twitterは、言うまでもなく140文字という文字制限があります。最近は「Vine」という6秒動画アプリで撮影した動画を共有できるようになったため、表現方法が増えました。
一方のGoogle+とFacebookは、テキストはもちろん、写真や動画などの共有も簡単です。それぞれ数万文字以上投稿できるため、投稿文字数には事実上制限はありません。表現力豊かに、長い文章で表現するのに向いています。