Google+、Twitter、Facebookの使い分け方法

これまでのことをまとめると、Google+とは、

  • 実名が基本だが規約はFacebookより緩い

  • 長文や写真・動画の投稿もできるため、表現力豊かに表現できる

  • 相手の承認なしにつながることができるため、興味関心でつながることができる緩やかなネットワークを持つ

  • 投稿内容はインターネット上に全体公開したり、限定したサークル内のみに公開するなど、自由度が高い

  • 会話の流れが追いやすいので、やりとりしやすい

という特徴を持ったサービスとなります。

Facebookの場合は、個人ページはどんな人も一人一アカウントしか持てず、友達数の上限が5,000人と決まっているため、友達や知り合いを中心につながるプライベート利用がメインとなります。個人アカウントも、フォローを受け付けて全体公開で投稿するなどによってビジネス利用も可能ですが、ビジネスでの利用はFacebookページ中心になるでしょう。

Twitterの場合は、匿名での利用や、複数アカウントも可能です。また、リアルな友達とつながる「ソーシャルグラフ」ではなく、一方向的なフォローで興味関心でつながる「インタレストグラフ」を持ちます。鍵をかけた場合はプライベート利用も可能ですが、基本的に公開で情報取得・拡散のために使うことがメインとなります。興味関心で関係性を広げたり、新しい出会いにつながることもあります。

Google+は、一方向的なフォローが可能であり、興味関心で緩く繋がることができるため、Twitterと同様興味関心で関係性を広げたり、新しい出会いにつなげることができるでしょう。公開範囲を自由に設定できるため、プライベート利用も可能です。また、Google検索との関連性が高いため、SEO的な観点からビジネス利用にも向いています。

Facebookは2012年2月時点で国内の月間アクティブユーザー数は1,900万人を突破しており、Twitterも日本では非常に人気が高く、2,000万人前後は利用していると言われています。Google+は2013年3月ニールセン・インターネット視聴率によると、パソコンから限定ですが、431万人程度が利用しています。両サービスに比べてユーザー数は少なくなるものの、使い勝手の良さやGoogleの他のサービスとの親和性の高さを見ると、ぜひ使っておきたいサービスと言うことが言えるでしょう。

次回からは、いよいよGoogle+の具体的な使い方について解説していきます。