トークに続いてはライブコーナー。8月のTBSアニメフェスタ以来のライブということもあり、口々に「久し振りだね」「緊張する」といいつつスタンバイ。「Heavenly Lover」見事に歌い上げ、5人はステージを後にした。

ライブに続いて、3月に発売される最終巻収録の13話の先行上映が行われ、それに続いて、StylipSのメンバーがステージに登場。オープニングテーマ「Choose me♡ダーリン」を披露した。StylipSのメンバーは、鶴眞心乃枝役の石原夏織以外の能登有沙、小倉唯、松永真穂ら3人も『この中に1人、妹がいる!』に出演していることもあり、ここからは彼女たち4人によるトークを展開。

能登有沙が、自身の演じた小都里まい子について「最初は、ミニマムな可愛い先生のはずだったんですが、めっちゃ叫んでいる。意外と、小鳥先生はガッツのある先生だなと思いました」と述べると、ヒロインの1人として後半から登場した宝生柚璃奈役の小倉唯は「お風呂に入っているシーンで、泡をフッとするシーンがあって、自分ではフッと綺麗に演じたつもりでいたんですが、録った音を聞いてみたら、マイクが風があたってブッ! って音になってしまい、何度もやり直したことが印象に残っています」。松永真穂は、メイドの樫木来実役を演じた感想として「私、普通にしゃべることのできるキャラクターを初めて演じました。これまで、幼稚園児とか猫と関西弁とかだったので、楽しんで演じました。あと私は、お兄ちゃんがいないので、普段『お兄ちゃん』ということがなく、『お兄ちゃん』と言えて楽しかったです」と述べた。

先のトークコーナーにも出演していた石原にも同じく演じたキャラクターについての質問が飛ぶと、事前に聞かされていなかった石原は「え、私も言うんですか? 打ち合わせでは聞いていなかったのに……」と急なフリに戸惑いつつも「そうですね、シュークリームだったですね」といお約束の回答に、客席から大きな歓声が上がった。

トーク、ライブと続いたイベントもいよいよ終盤へ。クリスマス・イブ・イブということでこの日のイベントに登壇したキャストとStylipSのメンバーそれぞれがサインをした台本が10名の来場者に抽選でプレゼント。さらに、出演者たちへもクリスマスプレゼントが用意されており、高額商品券や遊園地の招待券からプラモデルなどといったプレゼントが用意されていた。

これらのプレゼントは、中身が明かされる前に司会から「プレゼントは"天国と地獄"」と伝えられていたこともあり、中身が判るまで、全員がビクビク状態。なかでも、全員が想像する罰ゲーム的なプレゼントが最後まで出ることなく順番を迎えた佐倉は、怯えながらプレゼントを受け取ったが、開封した結果が素敵な景品だったため「私、勝ったな!」と誇らしげなポーズを取る一コマも。

最後に出演者から来場した観客に向けてメッセージが送られてイベントは終了となった。

能登有沙「久しぶりにこういったメンバーが集まって、楽屋もワイワイしていて楽しかったです。これからも『中妹』の世界を楽しんでください」

小倉唯「女の子がいっぱい出てくるなかでアフレコ中も女子会みたいな雰囲気で、女子トークをしたりとか現場の雰囲気も楽しかったので、放送が終了してイベントなどで会える機会が少なくのは少し寂しいですが、いい思い出を作ることが出来ました」

松永真穂「すごく可愛い役をいただけましたし、こんなに可愛い皆さんと一緒に共演させていただき、すごく楽しかったです。今日は、早く返ってプレゼントにもらったプラモデルを組み立てたいです」

日高里菜「女の子が沢山登場して、そして5人で歌ったり踊ったりアニメ以外にもイベント毎などで、いっぱい思い出を作らせていただきました。嵯峨良芽依として、またみなさんにお会いできたらいいなと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします」

大亀あすか「クリスマス・イブ・イブにこうしてみんなとイベントができて、私はすごく幸せでした。みんなも一緒に幸せになってくれていると嬉しいです」

竹達彩奈「クリスマス・イブ・イブにこんなに多くの皆さんとお会いできて、こんなに可愛いみんなと一緒にステージに立つことができて、本当に楽しかったです。私、実はこんな可愛い衣装を着て、歌を歌ったり踊ったりするのは初めてだったんじゃないかというほど経験がなくて、一緒に練習したりすごく思い出ができた楽しい作品でした」

佐倉綾音「久々にこのメンバーで集まることができて、ちょっと前まで頻繁に会っていた時の雰囲気ままで、自然と会うことが出来ました。本当にこの作品にかかわらせていただいた間に、いろいろな思い出を作ることが出来ました。また雅として、みなさんの前に立つことが出来ればと思います」

石原夏織「『中妹』が6月に動き出してから年末まで、みなさんと一緒にイベントだったり、収録だったりをできたのは幸せだなと思いました。プレゼントに遊園地のチケットももらっちゃいましたし。今回、なかなか現場で一緒になることのなかった皆さんとご一緒できたのは嬉しかったです。これからはみんなで集まる機会は減っていってしまうかもしれませんが、これまでの1つ、1つのイベントは大切な思い出になっています」

(次ページへ続く)