――「ガツガツ!!」の発売日となります6月1日にはイベントが予定されています
串田「普通ならライブハウスでやるところなのですが、『トリコ』はグルメですからね。ちょっと趣向を変えて、レストランでやることにしました。食べたい人は『ガツガツ』と食べながら聴いていただけたらなと思っています」
――ディナーショーではないんですね
串田「やっぱり『ガツガツ!!』はディナーショーの曲じゃないですよ(笑)。そんなに畏まったものではなく、とにかく勢いで楽しんでもらえたらいいなと思っています」
――イベントでは「ガツガツ!!」以外にも歌う予定ですか?
串田「もちろん。『ガツガツ!!』を真ん中に挟むような感じで、今までの自分の曲を生バンドで楽しんでもらう予定です。『ガツガツ!!』に関しては、やはり発売日ですから、CDの音に近い感じで行きたいなと思っています」
――今年2011年は「ガツガツ!!」でガツガツといく感じですか?
串田「そうですね、『ガツガツ!!』でガツガツといかないと(笑)。この曲も『キン肉マン』のようにいつまでも愛される曲になってほしいです」
――串田さんの歌は、聴いていて元気になれるようなパワフルなものが多いですが、串田さんご自身は、体調管理などに気を遣っていらっしゃいますか?
串田「やっぱり、もう若くないですからね(笑)。これから声量なども下がってくるかもしれませんが、それに負けないように、腹筋など筋トレをやっています。今までから、『キン肉マン』の歌を歌っているので、筋肉に関してはかなり気にしているのですが、今度の『トリコ』はもっとすごいので、僕もこれまで以上に、筋トレに励もうかなと思っています(笑)。筋肉は鍛えれば鍛えるだけ、年をとってもついてくるという話なので、声が衰えないように、首周りや腹筋はちゃんと鍛えていきたいですね」
――今回の作品が『トリコ』の主題歌ということで、食に関してもお伺いしたいのですが、食へのこだわりはありますか?
串田「僕はやっぱり肉ですね(笑)。それとは逆に、炭水化物はあまりとらないようにしています。カレーライスのようにどうしても必要な場合は食べますが。そして、家で食べるにしても必ず玄米にしています。あと、水も気を遣っていて、水道水でも一度沸かしたものを冷やして飲んでいます」
――辛いものがお好きということですが?
串田「辛いものは好きですね。よく、『喉に悪くないですか?』って聞かれるんですけど、まあこれ以上は壊れないですから(笑)。ただ、辛いものを食べたせいで喉が痛くなったということはないです」
――喉は丈夫なほうですか?
串田「丈夫だと思います。風邪を引いたときはもちろん痛くなりますが……。そう、風邪をひいたときは薬を飲まないんですよ。ライブやレコーディング前は、いくら風邪を引いても薬は飲みません」
――薬は飲まずに治すようにしているということですか?
串田「ライブやレコーディングが終わってから飲むようにしています。というのも、風邪薬を飲むと声が出なくなってしまう。声が寝てしまうんですよ。最初の頃は、リハーサルなどで、なぜ声が出ないんだろうって思っていたのですが、そういうことが2、3回あって、そのときにやっと風邪薬が原因だとわかった。薬を飲まずにリハーサルをやったら、頭は痛いんですけど、声は全然OKなんですよね」
――風邪をひいても喉には影響しないのですか?
串田「風邪をひいても声は全然問題ないです。薬を飲んじゃうと、その後6時間ぐらい頑張らないと声が出てこないんですけどね」