今年1月に発表されたCore i5搭載ノートである「ThinkPad T510」。性能に妥協しないビジネスノートとして定評あるTシリーズ。今年初頭にCore iシリーズを中心とするCalpellaプラットフォームを採用した製品として、14.1型液晶のT410sと、15.6型液晶のT510が発売された。今秋、これらがリニューアルし、NVIDIAのOptimus Technologyに対応した。
今回試用するのは、標準仕様モデルとなる「4349PJ4」である。今年初頭に発売されたT510をベースとしているが、当初の標準仕様モデルである「43143TJ」に比べCPUがCore i7-520MからCore i7-560Mは強化されている。メモリは標準で4GB、メモリモジュールの交換で最大8GBまで拡張が可能だ。HDDは320GBとなる。こうした仕様はあくまで標準仕様モデルのものであり、カスタマイズしての購入が可能だ。
■試用機の主な仕様
[CPU] Intel Core i5-560M(2.66GHz) [チップセット] Mobile Intel QM57 Express [メモリ] 2GB DDR3 SDRAM [HDD] 250GB 5,400rpm SATA [光学ドライブ] DVDスーパーマルチ [グラフィックス] Intel GMA 5700MHD(CPU統合型)/NVIDIA NVS 3100M [ディスプレイ] 15.6型ワイド液晶(1,600×900ドット) [無線LAN] Intel Centrino Advanced-N 6200 [サイズ/重量] W372.8×D245.1×35.8mm/約2.67kg [OS] Windows 7 Professional 64bit [直販価格] 207,900円~