日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザインエキスポ2009」が8月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催された。会場には、2009年に発表された国内外の携帯電話が数多く展示されていた。本稿では、携帯電話の展示の様子を紹介する。

グッドデザインエキスポ2009が開催された東京ビッグサイト

携帯電話が展示された展示スペース

グッドデザインエキスポ2009は、生活用品や家電製品、家具、乗用車、建築など暮らしと社会をとりまくあらゆるデザインの中から優れたものが選出される、アジア最大規模のデザインイベント。毎年1,000を超える企業やデザイナーから約3,000件の新しいデザインが応募され、約70人のデザイン専門家による審査を経て、「グッドデザイン賞」に相応しいデザインが選ばれる。賞の歴史は50年以上あり、これまで人間、本質、創造、魅力、倫理の審査理念に基づく約35,000点に及ぶデザインが選ばれてきた。

今回も2,000点以上のデザインが展示され、多くの来場者で賑わいをみせていた。会場は身体領域、生活領域、仕事領域、社会領域、ネットワーク領域の5つの分野に分けられ、携帯電話はPCや広告などとともにネットワーク領域に展示された。携帯電話の展示スペースには、国内キャリアの2009年夏モデルや海外メーカーの端末が数多く並んでいたので、その様子を写真でお伝えする。

ドコモの「P-04A」「P-05A」(左)と「P-10A」(ともにパナソニック製)

ドコモの「SH-02A」(左)と「SH-06A」(ともにシャープ製)

ドコモのモバイルインターネット端末「T-01A」(東芝製)

ソフトバンクの「936SH」(左)と「935SH」(ともにシャープ製)

ソフトバンクの「831SH」(左)と「932SH」(ともにシャープ製)

ドコモの「SH-04A」(シャープ製)

auの「Walkman Phone, Xmini」(ソニー・エリクソン製)