山本「お金を貯めるためにモンスターと戦っていると、本当に指が痛くなるんですよ」
タカヤナーギ博士「『オーバーイスクト』といって、連続で文字を書いて、いっぱいアイテムを取得できるワザがあるんですけど……」
山本「オーバーイクスト? それは初耳ですね」

(タカヤナーギ博士によるオーバーイクストの説明)

山本「なんですか、それ! そんなワザがあったんですね」

――知らなかったんですか?

山本「知りませんでしたよ。アイテムひとつとるのに、これまでどれだけの時間をかけたことか……」
タカヤナーギ博士「マニュアルにはちゃんと書いてあります。ただ山本さんにはまだマニュアルを渡していなかったので……」
山本「新しい発見ですね(笑)」

――でも、おそらく山本さんは、マニュアルがあっても読まないタイプですよね?

早速、『オーバーイクスト』の練習に励む山本

山本「読まないですね……。直感タイプです(笑)」

――日高さんは読むタイプですよね?

日高「そうですね。ゲームを始める前には絶対に読みます」
山本「やっぱりマニュアルは読まないとダメですね。これからプレイをされる方は絶対にマニュアルを読んでください(笑)」

――マニュアルなしの手探りでここまで進めた山本さんもすごいと思いますが

タカヤナーギ博士「画面にはちゃんと次に何をするかが出てくるので、マニュアルなしでも進めることはできると思います。ただ先ほども言いましたが、細かなところまでは教えないという感じですね」
山本「ヒントはちゃんと出ているんですよ。でも文章を飛ばして読んだりしていると、何が必要なのかがわからなくなって……。それでけっこう『やっちゃったー』っていうのがありましたね」

――山本さんは本当に読まなそうですよね……

山本「説明文とかも読み飛ばしちゃうことが多いですね……」

――日高さんは読みますよね?

日高「読みます。全部読んで、後はこれが足りないんだとかって確認します」
山本「その足らないものが、後からはわからない場合があるんですよ。みんなに話しかけても誰も教えてくれなかったり……。それで泣く泣くやり直したこともあります」

タカヤナーギ博士

タカヤナーギ博士「たいていのことは、誰かに聞くと教えてくれるのですが、ちゃんと読んでいないと、本当にわからないというシーンもあったりしますね」
山本「本編とは関係の無いところで、町の人が、あれほしい、これほしいって言っているところもあるんですよ。2周目は、そのあたりも見逃さないように頑張ろうかなって思っています」

――2周目の課題が盛りだくさんですね

山本「とにかく2周目は必ずアイテムを1,000個集めます(笑)」

――ちなみに1周目で1,000個すべてを集めるのは可能なのでしょうか? タカヤナーギ博士「可能か不可能かといえば可能なのですが、まずムリだと思います。ちなみにゲームのプロデューサーが挑戦したところ、1,000個すべてを集めるのに36時間かかったそうです」

――全部わかったうえでもそれくらいはかかるということですね

山本「早く攻略サイトを作ってください(笑)。普通にやっていたら、絶対にムリだと思いますもん……」

(次ページへ続く)