――このドラマCDの聴きどころを教えてください
櫻井「『血液型別に描いたドラマCD』と知った上で聴かれると思いますので、それこそ聴かれる方の血液型によっても、受ける印象や捉え方が違ってくると思います。身近な人に照らし合わせて、4つのタイプを楽しんでみてはいかがでしょうか?」
中村「CDとして4枚出るのですが、今回のCDはその導入になるわけです。なので、櫻井さんのキャラクターを紹介しつつも全体の紹介でもあるので、A型のキャラクターが割を食っている部分もあるかもしれません。ちょっと櫻井さんには申し訳ないと思いつつも(笑)、ここを聴かないことには、B型以降の巻で、それぞれの関係性がわかりにくくなるかもしれないので、ぜひ最初から聴いていただくという意味で、そこが聴きどころなのではないかと思いました。ちゃんと物語もありますから、その辺を楽しんでいただければいいのではないかと思います」
鈴木「A型をピックアップしたのが今回のドラマCDなのですが、その中に各血液型の特色も出てくるので、『こんなところが似ているな』とか、自分と照らし合わせてもいいし、『こういうところがアイツにはあるかもね』みたいに友だちと照らし合わせてもいいんじゃないかなと思います。特にA型の人は、今回メインでピックアップされているだけあって、そういう部分が色濃く出ています。大筋を楽しみつつ、各々の特色というものも楽しみながら聴くというのが面白いのではないかと思います」
柿原「タイトルが『血液型男子。』ということで、この4つの血液型が繰り広げるストーリーが一番の聴きどころです。血液型が別々の4人のキャラクターが一緒にいることで起こる化学反応によって話が進んでいきますので、4枚のCDを聴いてもらって、はじめてすべての血液型が完成すると思います。ぜひ4枚すべてを聴いていただきたいですね」
遊佐「今回のCDはみんなの位置関係というものをはっきりさせる巻なので、全体が聴きどころだと思っています。僕自身がまったく血液型に興味がなかったものですから、A型は生真面目で、権力さえ持っていれば割ということを聞かせやすい人なんだなっていう風に僕自身は誤解してしまったんですね(笑)。CDを聴いていただければ、彼がなぜ言う事を聞いてしまうのかがわかるのですが、櫻井君はそんな、何でも言う事を聞くわけではないので、そういう誤解を与えないためにもぜひじっくりと聴いていただきたいと思います(笑)」
――今後リリースされる続編での展開で期待することはありますか?
櫻井「僕はもうピークが過ぎたので楽な気持ちです(笑)。後はこのシリーズでのA型っぷりを地味に発揮出来れば思い残すことはありません。A型の皆さん、応援宜しくお願いします」
中村「僕が演じる赤羽響生君は、設定の中に『強気だが、恋愛と女子は苦手』と書いてあるんですね。ということは、これ絡みで何かがあるんじゃないかと思っております。できることなら次回の収録の際は、『そんな彼がついに女性と……』みたいなところを演じてみたいですね。ぜひともアフレコには誰かアイドルを呼んでいただいて(笑)。まあ、いずれにせよ相手役の女性を呼んでほしいなと思っています。この現場には男しかいないので辛いんですよ。こんなに広いスタジオをわざわざ借りて、メンズ5人というのは辛いという僕の魂の叫びが届けばいいなと思っています」
鈴木「僕もそれに乗っかる形ですが、里央は女の子に対して優しいとかモテるみたいなことが書いてあったので、女性をいっぱい出していただければと思います(笑)」
柿原「作品の中で、AB型だけは『よくわからない』という表現だったので、ぜひこの雅君にももうちょっと明確にキャラクターがわかるようなエピソードを期待したいですね。AB型はボソボソと話しているだけじゃないんだぞっていうところをお見せしたいと思います」
遊佐「理事長は、気が向いたら連絡するというような立場をとっているわけですが、おそらくはまた気が向くであろうと思われます。それは僕の勘なんですけど(笑)。リサーチは十分に済んでいて、それぞれのキャラクターの事情は承知しているので、それを用いてもっと権力を振りかざしていきたいなと。そして、権力を振りかざしてアイドルは独り占めしたいなと思っております(笑)」