そもそもホッピーとはなんぞや? という人のために、少しご紹介。ホッピーは、麦芽とホップを原料にして作られる元祖ビアテイスト飲料。ビールと同じ製法で作られていますが、アルコール度数は1%未満。焼酎割りで飲むのがメジャーな飲み方ですね。第二次世界大戦後、当時高価だったビールの代用品として爆発的ブームを引き起こした歴史の長い飲み物です。最近では「低カロリー・低糖質・プリン体ゼロ」の飲み物として、ヘルシー志向の人や女性にも人気です。

これは家庭用の『ホッピー』&『ホッピーブラック』。お店で見かけるホッピーとはビンのデザインが異なります

さてさて、工場に到着です。ホッピーを作っている工場は、世界でここだけなんだそう。残念ながら一般見学は受け付けてないそうですが、今回は取材ということで特別に見学させてもらいました。工場の向かいの駐車場には、出来上がった『ホッピー』を輸送するトラック、通称"ホピトラ"が待機中。う~ん、かなりカラフルです。このホピトラが走っているところを見かけると幸せになれるというウワサがあるのですが、ホントかな? あとで工場スタッフの方に聞いてみよっと。

大きな緑色のテントには「Hoppy since1948」の文字が。ホッピーが誕生して、今年でちょうど60周年なんですね

通称ホピトラ。1台ずつ、すべてデザインが異なるそうです

私のお気に入りは、社長をモデルにしたキャラクター「Mr.ホッピー」のホピバン。ゆるキャラまつりにも出ることができそうです

新ビン(家庭販売用のワンウェイビン)をベルトコンベアに載せていきます

いよいよ見学スタート! 工場の中は、ホッピーの香りが漂っています。工程のうちのいくつかを写真を交えて紹介していきたいと思います!……続きを読む