■豆知識の答え&解説

【豆知識の答え】していない

「サグラダ・ファミリア」は、スペインのバルセロナにある聖堂です。自然のように複雑に交差する曲線を多用するガウディの設計は、設計図に描くことが難しく、彼は多くのデッサンや模型を用いて建築を進めていました。ガウディが大聖堂建築に関わって43年後の1926年、仕事を終えて大聖堂を出たところで、なんと彼は路面電車にはねられ命を落としてしまうのです。

しかし、ガウディの死後もデッサンなど残された資料をもとに、現在まで「サグラダ・ファミリア」は建設が続けられています。その一部(生誕のファサードと地下聖堂)は、ほかのガウディの建築作品(カサ・ミラやグエル邸など)と一緒に「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。