■早炊きコース、普通コースどちらが向いている?
基本的に、どちらでもできます。
高速炊き機能が付いている場合、生地を泡立てるカステラやスポンジ類は高速炊きがおすすめです。
また、アップサイドダウンケーキなどのような、底にフルーツを敷いて焼くケーキ類は高速炊飯にすると焦げやすいので、高速炊飯はやめた方が無難です。 結果的にいうと、マイコンタイプの炊飯器であれば、パウンドケーキのようなものから、生地をふわふわに泡立てたスポンジ類も、早炊きコース、普通コースに関係なくきれいに仕上がりやすいということです。
■生地の量の目安
・一升炊きの炊飯器の場合……5合炊きの分量で焼いてみて、確実に焼けるなら1.5倍に分量を増やしてみましょう。
・3合炊きの炊飯器の場合…炊飯器の種類によってパワーが少ないものもあります。そこで、まずは5合炊きのレシピの半量で作ってみて、うまくいくようなら少し分量を増やしてもいいでしょう。
■生地が内釜にこびりつく
炊飯釜の種類によって、こびりつきやすいタイプ、付かないタイプがあります。
基本的に、ケーキの生地を流し込む時、内釜にバター又はサラダ油などを 塗っておくと、基本的にこびりつくことはありません。
■ケーキを取り出すタイミング
炊飯が切れたら、すぐに蓋を開け、粗熱を取ってから、取り出しましょう。ある程度冷めてくると、焼けた生地が内釜からはがれてくるので取り出しやすくなるからです。
また、ケーキの種類によって出来たては柔らかすぎて崩れる場合もあるので、冷ましてから取り出しましょう。
■まとめ
炊飯器にケーキ機能が付いてない炊飯器は、基本的に格安のマイコンタイプがおすすめです。マイコンタイプであれば、まずケーキは焼けます。
また、炊飯器の種類によって、水分が蓋に付き、ケーキの周りが水っぽくなる場合があるので、炊飯が切れたら、蓋はすぐに開けてから冷ましましょう。そして、生地の分量は欲張らず、入れすぎない方がうまくいくコツです。
ご自分の炊飯器の特徴を知って、簡単で美味しい炊飯器ケーキを作りましょう。