二次元コード / バーコード決済のデメリット

一方でコード決済には、以下3点のデメリットがあります。

決済時の操作が面倒
高還元が期待できるキャンペーンは期待できない
残高のチャージ手段が限定される場合がある

▼決済時の操作が面倒

お店に表示されたコードを読み取って決済をする場合「事前に残高にチャージ」「スマホアプリを起動してバーコードを読み取る」「会計金額を入力する」「店員に確認してもらう」「決済する」といった手順を踏まなければなりません。

SuicaやQUICPayなどであれば、専用機器に読み取ってもらうだけで決済が完了します。しかしコード決済の場合は、いくつかの操作が必要となるため、人によってはわずらわしさを感じる可能性があります。

▼高還元が期待できるキャンペーンは期待できない

コード決済が導入された当初は「誰でも全員20%還元」「抽選に当たった人は全額キャッシュバック」などのキャンペーンが実施されていました。

しかし2021年4月現在は、コード決済の普及が進んで利用者が増えたこともあり、かつてのような大盤振る舞いのキャンペーンは期待できません。

▼残高のチャージ手段が限定される場合がある

コード決済によっては、登録できる銀行口座やクレジットカードが制限されます。

例えば「Pay Pay」では、三菱UFJ銀行や楽天銀行からのチャージができません。チャージ手段として登録できるクレジットカードは「Yahoo!JAPANカード」のみです。

また「メルペイ」は、メルカリで売上を残高にチャージする方式です。銀行口座を登録してチャージすることもできますが、クレジットカードでは残高にチャージできません。